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高浜原発4号機が再稼働 あす朝にも「臨界」に2月26日 17時03分
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福井県にある高浜原子力発電所4号機は、26日午後5時に原子炉を起動し、再稼働しました。これで新しい規制基準の下で再稼働したのは2つの原発の4基になりました。
高浜原発4号機では26日朝から再稼働前の最後となる原子炉の核分裂反応を抑える制御棒の検査が行われ、検査はこれまでに終わりました。そして午後5時、中央制御室で運転員が制御棒を核燃料の間から引き抜くレバーを操作して原子炉を起動し、再稼働させました。作業が順調に進めば、高浜原発4号機は起動からおよそ13時間後の27日午前6時ごろに核分裂反応が連続する臨界の状態になり、今月29日には発電と送電を始め、その後徐々に原子炉の出力を高め、来月下旬に営業運転に入る計画です。
4号機を巡っては、今月20日原子炉建屋の隣の建物で放射性物質を含む冷却水が床などに漏れ、作業が一時中断するトラブルがあり、関西電力は設備に異常がないか、慎重に確認しながら今後の操作を行うとしています。
新しい規制基準の下で再稼働したのは川内原発の1号機と2号機、それに高浜原発3号機に続いて4基になりました。4号機では今回初めて、使用済み核燃料を再処理して取り出したプルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料を使うプルサーマルが行われています。新基準の下でのプルサーマルの実施は、3号機に次いで2基目となります。
4号機を巡っては、今月20日原子炉建屋の隣の建物で放射性物質を含む冷却水が床などに漏れ、作業が一時中断するトラブルがあり、関西電力は設備に異常がないか、慎重に確認しながら今後の操作を行うとしています。
新しい規制基準の下で再稼働したのは川内原発の1号機と2号機、それに高浜原発3号機に続いて4基になりました。4号機では今回初めて、使用済み核燃料を再処理して取り出したプルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料を使うプルサーマルが行われています。新基準の下でのプルサーマルの実施は、3号機に次いで2基目となります。