米原市では、集落ぐるみの継続的な鳥獣害対策の取組みを支援するために、国や県の助成事業と併せて利用することができる新たな交付金を設けました。
対象となる取組の概要は以下のとおりです。
集落ぐるみの鳥獣害対策を進め、鳥獣害に強い集落づくりを進めるため、ぜひとも積極的にご活用ください。
対象者、事業期間等
対象者
事業期間
平成30年度まで
交付金上限額
110万円(1年目50万円、2年目以降20万円)
注)先進的に取り組むモデル事業を実施する場合は、上限額に加算します。
関連例規
交付金の対象となる取組
地域の実情などに応じた「集落ぐるみの鳥獣被害対策プラン」(必須)を策定いただき、このプランに基づき、具体的な対策や整備を進めていただきます。
交付金の対象となる事業費等は以下のとおりです。
必須事業
集落ぐるみの鳥獣被害対策プラン策定事業
集落ぐるみの鳥獣被害対策プラン(5年計画)の策定を行う取組を支援します。
なお、交付金を受けずにプランを策定することも可能ですが、以下の各種対策事業や先進的に取り組むモデル事業に関する交付金を受けられる場合は、プランにそれぞれの事業を位置づけ、市長の承認を受けることが必要です。
交付金
事業実施区域1ヘクタールにつき10,000円(上限30 万円)
各種対策事業
集落で策定いただいた鳥獣被害対策プランに基づき実施される以下の事業について、交付金を支給します。
地域の実情に応じ、交付金上限額の範囲内で、単独の取組または以下の事業を組み合わせた取組に交付金を支給します。
1.侵入防止柵整備事業
既存の補助制度等では対象にならない農地等への侵入防止柵の設置、柵の修繕等の支援を行います。
交付金
- 柵の新設:1メートル当たり600円
- 既設柵の修繕等
1メートル当たり300 円に、その他侵入防止資材購入費の2分の1(電気牧柵器は1台当り4万円)を加算した額
2.有害鳥獣追い払い用具整備事業
有害鳥獣追い払い資材の購入に要する費用を助成し、継続した追い払いの取組を支援します。
交付金
- モデルガン:1台に付き2万円
- ロケット花火:120 本に付き600 円
- 隊員用ベスト:1着に付き3,000 円
- 隊員用ヘルメット:1個に付き2,500 円
- その他追い払い資材:購入費の2分の1
3.捕獲檻整備事業
市内の地域狩猟者団体に加入し、有害鳥獣の駆除を行うことができる人を新たに確保した集落等に対して、捕獲檻の購入等に要する費用を助成します。
交付金
4.野生鳥獣が近付きにくい環境づくり事業
集落ぐるみで行う緩衝帯の整備後の維持管理、不要な果樹木の伐採等に要する費用を助成します。
交付金
- 緩衝帯等除草作業面積1ヘクタール当たり20万円
- 不要果樹木伐採等費用1本当たり1,000 円
先進的に取り組むモデル事業
集落ぐるみで先進的に取り組み他のモデル事業として市長が認めた場合、鳥獣害対策に要する費用の2分の1を上記の取組に対する交付金に加算して支給します。(上限50万円)
その他
集落ぐるみで侵入防止柵を設置される際には、国や県の補助事業の活用もご検討ください。併せて活用できる場合は集落等の負担を大幅に軽減することができます。
- 鳥獣被害防止総合対策事業(国補助事業)
- 農業関係団体等事業(県補助事業)
なお、集落ぐるみの鳥獣害総合対策支援事業の概要は、以下の添付ファイルもご参照ください。
関連資料等