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二・二六事件から80年 遺族が慰霊 東京2月26日 12時28分
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陸軍の青年将校らが政府要人らを殺害した二・二六事件から26日で80年です。東京・渋谷区にある事件の慰霊像には将校の遺族などが訪れて花を手向けました。
東京・渋谷区にはかつて陸軍の刑務所があり、二・二六事件の慰霊像が設置されています。26日は処刑された将校の遺族などが次々と訪れ、事件で亡くなった人たちに花を手向けたり、手を合わせたりしていました。
昭和11年2月26日に起きた二・二六事件では、陸軍の青年将校らが1400人余りを率いて、一時、首都・東京の中枢を占拠し、政府要人ら9人を殺害しました。その後、青年将校らは処刑されたり自決したりしましたが、事件は昭和史の大きな転換点になったとされています。
死刑となった香田清貞大尉のおいの忠維さん(71)は「事件の真相はすべてが明らかになっておらず、なぜ事件が起きたのか知りたいという気持ちが今もあります。犠牲になられた方たちも、事件に関わった人たちも遺族としてともに慰霊していきたい」と話していました。
また、禁錮刑となった今泉義道少尉の次男の章利さん(66)は「日本の平和が続くよう、事件を歴史の教訓として若い人たちに知ってほしい」と話していました。
昭和11年2月26日に起きた二・二六事件では、陸軍の青年将校らが1400人余りを率いて、一時、首都・東京の中枢を占拠し、政府要人ら9人を殺害しました。その後、青年将校らは処刑されたり自決したりしましたが、事件は昭和史の大きな転換点になったとされています。
死刑となった香田清貞大尉のおいの忠維さん(71)は「事件の真相はすべてが明らかになっておらず、なぜ事件が起きたのか知りたいという気持ちが今もあります。犠牲になられた方たちも、事件に関わった人たちも遺族としてともに慰霊していきたい」と話していました。
また、禁錮刑となった今泉義道少尉の次男の章利さん(66)は「日本の平和が続くよう、事件を歴史の教訓として若い人たちに知ってほしい」と話していました。