米カンザス州 男が銃を乱射 ３人死亡１４人けが

2月26日 12時54分

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アメリカ中西部カンザス州で、男が勤務先の会社などで銃を乱射し、少なくとも３人が死亡、１４人がけがをし、男は駆けつけた警察に射殺されました。

アメリカ・カンザス州中部の都市ヘストンで２５日夕方、男が勤務先の会社の駐車場と建物の中で銃を乱射しました。男はこの直前にも隣の町の２か所でも銃を発砲していて、地元の警察によりますと、一連の事件でこれまでに少なくとも３人が死亡、１４人がけがをし、このうち５人が重体となっています。男は現場に駆けつけた警察との銃撃戦の末、射殺されました。
地元メディアは、男は３０代の黒人で、過去に強盗など複数の犯罪で逮捕された経歴があると伝えていて、警察が犯行の動機などを調べています。
アメリカでは、オバマ大統領が就任当初から銃の規制強化を訴えてきましたが、野党・共和党が規制に消極的で法整備は進んでおらず、ことしに入ってから、銃による事件や事故で死亡した人はすでに１８００人に上っています。