芸能人や有名人の覚醒剤による逮捕が話題となり、薬物依存の怖さを身近に感じることが多くなりました。
サンフランシスコを拠点に活動するグラフィックデザイナーのBrian Pollettさんは自身で薬物を使用し、イラストレーションを描くという実験をシリーズ化した作品「Pixel-Pusha’s 20 Day Binge」を発表しました。
このシリーズ20日間、毎日連続で20種類の薬物を使用しイラストを描くという実験です。コカインにLSD、MDMA、アンフェタミンなど有名なドラッグの名もちらほらと出てきますが、一般的には知られていないような名前の薬物も多く登場します。
以前、LSDを投与しながら絵を描いた画家を紹介しましたが、こちらは錯乱状態に陥った生っぽさがない分、薬物が怖いというか、描かれたイラストレーションのクオリティを見ると制作する客観性が失われていないように見えるのが驚きですね。投与した量の記述がないので、ごく少量なのかもしれません。
カラフルな色彩なのでパッと見、綺麗な世界観に見えますが、頭部が心臓になったり、溶け出したり、崩壊する様は異様といえるでしょう。最後、20日目の薬物に注目。
1日目 Butylone (ブチロン)
2日目 GHB (ガンマヒドロキシ酪酸 )
3日目 コデイン
4日目 THC ( テトラヒドロカンナビノール )
5日目 エタノール
6日目 亜酸化窒素
7日目 コカイン
8日目 サイロシビン
9日目 4-HO-MIPT
10日目 ポッパーズ( 亜硝酸アミル3 )