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高浜原発4号機 検査問題なければ午後5時再稼働へ
2月26日 11時47分

高浜原発4号機 検査問題なければ午後5時再稼働へ
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福井県にある高浜原子力発電所4号機について、関西電力は、26日から再稼働の前に必要な最終段階の検査を受けていて、問題がなければ午後5時に原子炉を起動し、再稼働させることにしています。
高浜原発4号機では26日朝から、再稼働の前の最後となる原子炉の核分裂反応を抑える制御棒の検査が行われています。この検査で問題がなければ、関西電力は午後5時から32本の制御棒を順次引き抜いて原子炉を起動し、再稼働させることにしています。そして、およそ13時間後の27日午前6時ごろ、核分裂反応が連続する臨界の状態になり、今月29日には発電と送電を始め、その後、徐々に原子炉の出力を高めて、来月下旬に営業運転に入る計画です。
4号機を巡っては、今月20日に原子炉建屋の隣の建物で、放射性物質を含む冷却水が床などに漏れ、作業が一時中断するトラブルがありましたが、関西電力は再発防止の対策を取ったとして、再稼働の操作も設備に異常がないか慎重に確認しながら行うとしています。
新しい規制基準のもとで再稼働するのは、川内原発の1号機と2号機、それに高浜原発3号機に続き4基目になります。一方、先月再稼働した3号機では、原子炉の出力を高めた状態での国の最終的な検査が行われていて、問題がなければ原子力規制委員会から26日に検査の終了証が交付され、営業運転に入る予定です。

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