ところで誠実ってなんだろう。
女性を性的な対象として見ない男の事をいうなら、
この世に誠実な男はいない。
(ここでいう男のなかにセクシャルマイノリティは含んでいない)
どうあがいても、男は女を性的な対象として見てしまう、
とくに思春期ならばなおさらだ。
高校一年生の時、僕は女の子と会話をする事ができなかった。
したいと思えば思うほど、女の子と距離をとってしまうジレンマに悩まされていた。
「僕は誠実で真面目な男の子だから、
決してキミに害は与えない、だからお話しようよ」
そういう外面を装っていた
でもその反面、いつもスケベな事ばかり空想していた。
およそ誠実とは思えない、卑猥な空想ばかりだ。
辞書によれば、誠実とは、
偽りがなく、まじめなこと、真心が感じられるさま。(大辞林より)
とある、
そうか!
「僕はあなたのことを性的な対象として見ています、そして毎日スケベな空想ばかりしているのですよ」
と嘘偽りなく打ち明ければいいのか、それが誠実というもの。
ベジータがスーパーサイヤ人になった時、
「おだやかで、純粋だった。ただし純粋な悪だがな」と言ってスーパーサイヤ人になった。
それと似ている。
僕もおだやかだ・・
おだやかで、誠実だった。ただし誠実なスケベだがな!
そう、スケベである事を隠してはならない、
とくに女性は男のそういうところに敏感だ。
女性と会話をする時は、僕はスケベ心満載であなたとお話したいんです、と宣言するべきなんだ。
そういう姿勢が大事だろう。
そして女性はこう思うはずだ、
「この人は誠実な人だわ」