角田要
2016年2月26日10時10分
地方銀行大手のふくおかフィナンシャルグループ(FG、福岡市、柴戸隆成社長)と地銀中堅の十八銀行(長崎市、森拓二郎頭取)は26日、来年4月をめどに経営統合することで合意したと発表した。地方銀行では、横浜銀行と東日本銀行の統合でできるコンコルディアFG(東京都)を上回る最大規模となる。
来年4月にふくおかFGが十八銀を株式交換方式で完全子会社化し、2018年4月に十八銀とふくおかFG傘下の親和銀行(長崎県佐世保市)が合併する。株式交換比率や経営体制は今後決める。
ふくおかFGは福岡県でシェアトップの福岡銀行が中核で、熊本銀行、親和銀も傘下に持つ。十八銀は長崎県でシェアトップ。統合後の総資産は計18・4兆円で、コンコルディアFG(17・4兆円)を上回る。
残り:201文字/全文:532文字
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!