ミョウバンなしの水うに刺しが千円以下のコスパうに店を発見!

うに好きのみなさん、本物のうにの甘さを味わったことがあるだろうか?

普通に出回っているうにはミョウバンを使用し、形を整えている。しかし塩水に入れて送られる「水うに」は、なかなか都内では味わえないが、うに本来の甘さが味わえる絶品の味なのだ。

『利尻うに小屋』では、北海道から直送される完全無添加水うにが、およそ千円と超安価で楽しめる。肩肘張らないカジュアル空間でいて、その実力は本物。「僕、うににはうるさいよ」という愛好家も唸るだろう。

うに本来の甘さと香りに酔いしれたし

やはりこの店にきたなら、水うに刺しからスタートしたい。取材した日は、ムラサキウニ(画像手前)とバフンウニの2種類が登場した。

雑味がなく上品なムラサキウニに対し、バフンウニは舌に乗せた瞬間、味蕾と脳でほぼ同時に濃厚な甘みを感知。来店する9割9分の客が注文するというのも納得だ。

ねっとりと広がる強烈なコクに言葉が出ない。前も見えない。ゆえに気つけ薬(酒)が進む……。バフンウニよ、お前は小悪魔か。

塩でいただく水うに刺し¥950。種類は仕入れ状況による(画像は2人前)

うにづくし!焼きうにも絶品で酒が進む

築地市場を経由せず、北海道を軸とした独自ルートで仕入れるため、相場の半額以下で新鮮なモノを提供できるという。

続いて紹介するのは、“ザ・酒のアテ”だ。表面のみサッと炙ることで香ばしさをまとう「焼き雲丹」。

これを海苔に挟みつつ、熱燗をちびりちびりとやろうじゃないか。うにと酒の幸せループにはまるべし。

焼き雲丹¥1,580。香ばしく、チーズのような濃厚さも増す

ほんの少しのワサビを乗せて

生刺し白子ぽん酢¥1,380。根室産の特上ランクのものを使用

うにだけじゃない、プルットロ~ンなアレも

この店はうに以外のメニューも絶品ぞろい。うにの次には、酒好きの大人が行き着く肴「生刺し白子ぽん酢」もご賞味あれ。

一切加熱していない白子の身はプルプル、中はもだえるほどトロトロ! めくるめくクリーミーな味わいに身を委ねよう。

このほか、さば刺しや銀だら刺しなど、なかなかお目にかかれないものまでそろう。いずれも「日本人の99%が食べたことのないものを提供する」というユニークなコンセプトが基である。

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