−失笑恐怖症
真面目な場面、本人は笑わないようにしているつもりなのに笑ってしまう症状。
「笑わないようにしなければ」と思えば思うほど、笑いたくなってしまう。
ふざけていると思われてしまうので、失笑恐怖症の人は本気で悩んでいるようです。次のような症状に悩んでいる人は、失笑恐怖症の可能性が考えられます。
◯ 笑ってはいけないと思うほど笑ってしまう
◯ 緊張すると笑ってしまう
◯ 一人でいる時は症状が出ない
◯ 笑ってはいけない場面で笑ってしまうのではないか、と恐怖を感じている
◯ 笑っている自分が周囲からどのように見られているか気になる
漫画家の蛭子能収さんも、このようなエピソードから失笑恐怖症ではないか、と言われています。
~ 蛭子さんのエピソード ~
子供の頃から笑ってはいけない場面で笑ってしまう失笑恐怖症を患っており、国語の時間で教科書を朗読する際にも必ず笑ってしまっていた。
ほかの生徒達が面白がって笑ってくれても、段々と白けていき、静かな教室で自分の苦しい笑い声と先生の怖そうな顔が目立って冷や汗をかいたという。
また、親戚が亡くなった際も同じ親戚の女の子と爆笑しながら、葬式の一番後ろに着いて回ったこともある。
このときから「親の葬式の時は果たして笑わないでいられるだろうか。どれ程、深刻ぶる事が出来るのだろうか」と、常に悩んでいたという。
失笑恐怖症になってしまう原因とは?!
「笑ってはいけないときに笑ってしまい、怒られたことがある」と、その経験が後にトラウマになってしまうようです。
結果、笑ってはいけない場面で緊張するようになってしまい「失笑恐怖症」に陥ってしまうのだとか。
失笑恐怖症は、人と接することで起こる強い不安から、「笑う」という行動をとることで緊張を緩めようとして起こります。
改善方法
人は「笑ってはいけない」などの否定形で考えると、想像してしまうため、返って笑ってしまうそうです。
「いつもどおりの表情で」「自然な表情で」と考えることが良いそうです。緊張から笑ってしまう人は、できるだけ緊張を和らげるようにしましょう。
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