・無断で観光客が畑に 名所のポプラを所有者が伐採 NHKニュース
なんか記事後半の旅行客のコメントに腹が立って仕方ねえんだけどもだ。
美しい丘や畑の風景で北海道有数の観光地になっている美瑛町で、写真撮影の名所となっていたポプラの木が24日、所有者の農家によって伐採されました。無断で畑に入り込む観光客が多かったことなどが原因で、所有者は「残念だが、しかたなかった」と話しています。
美瑛町に広がる緩やかな丘に立つこのポプラの木は、首をかしげて物思いにふけるような姿から「哲学の木」と呼ばれ、観光客や写真の愛好家の人気を集めていました。
所有者の農家の男性によりますと24日、重機を使って木を倒し、農地から運び出したということです。
「哲学の木」を巡っては、写真撮影などのために畑に無断で入り込み作物を踏み荒らす人が相次ぎ、3年前には所有者の農家が幹にバツ印を付けるなどしてマナーを守るよう訴えていました。しかし、その後も畑に入る人があとを絶たず農作業の障害になっていたことや、木が古くなって枝が落ちるなど危険になっていたため、伐採を決断したということです。
所有者の男性は「残念だが農業を続けるうえで、しかたがないと考えた。木が切られるのを見ていると涙が出てきた。観光客はもっとマナーを守ってほしい」と話していました。
美瑛町では、外国人観光客の急増もあって年間およそ180万人の観光客が訪れますが、マナーを守らない人も多く、町や観光協会などには、観光と地元の人たちの暮らしをどう両立させていくのか一層の対策が求められることになります。観光客など 残念がる声
兵庫県から来た20代の女性は、「すごく残念です。農家の事情は分かりますが、遠くから見に来る人もいるので、やりすぎのようにも感じます」と話していました。また、札幌市から写真を撮りに来た40代の男性は、「農家の事情を考えると、しかたないと思いますが、美瑛に来たときはいつも哲学の木を撮っていたので残念です。これまで撮らせてくれて、ありがとうという気持ちです」と話していました。
美瑛町観光協会の冨田敏博事務局長は「観光客のマナーについて、これまでも巡回活動やチラシの配布など、さまざまな方法で啓発してきただけに残念だ。美瑛町の景色というのは農家の皆さんの畑で形成されている。農産物の生産の場を踏みにじることがないよう、観光客の皆さんはマナーを守って、美瑛を楽しんでほしい。これを契機にマナー違反者が減ってほしい」と話していました。
あの美瑛の風景好きなんすよねー…ま、私は基本的に車から出ないでぼーっと見てるのが好きだったんですが。レンタカーから降りる時は基本、駐車場とかに停めて、入っちゃいけないとこには入らないようにしてますね。当たり前ですが。
客側が傲慢になったらもう終わりだよね。
で、誤解を恐れずに言わせてもらえば、「なんだその兵庫県の20代の女の言い草わ」なんだけどな。なんか地主に非があるような言い草が、阿藤快じゃないが「なんだかなー」だわ(-_-;)。
てか、この地主さんには基本的に一銭も得はないんでしょう?美瑛とかの観光協会に経済効果としてお金が落ちることはあっても。あくまでも「御好意」および「ボランティア」で撮らせてあげてた、もっといえば「もともとここで畑を持ってたとこに、観光客が「勝手にやってきて、写真を撮り始め」た」って事でしょうしね。
まあ撮り鉄の問題と言い、これは別に外国人観光客だけの問題じゃないと思うがな(外国人観光客が多数押し寄せて「余計に悪化」した可能性はあるだろうけど)。「おまけ」の観光客が「メイン」の農作業の邪魔をしてどーすんだか。
「御好意」を当たり前のように思ってはいけない。
何はともあれ、この地主さんたちが理不尽なバッシングに晒されない事だけは祈りたい。「御好意」を当たり前のものと思わないようにしないとね。