卒業旅行で行くならここ!学生最後の旅におすすめな国と地域BEST3


大学生活もいよいよおしまい、四月からは立派な社会人そんな大学生活最後のお楽しみとも言える、卒業旅行。一ヶ月以上休める期間は、大学卒業後はなかなかあるものではありませんよね。それだけに仲の良い友人たちと、思い出に残る旅行にしたいもの。そこで今回は、卒業旅行にオススメな国を3つ紹介します。

学生生活の総決算、ヨーロッパ諸国


一番のオススメは、ヨーロッパ。文化的な憧れがある人も多いのではないでしょうか?どの国のどんな場所にも、これまで学校で読んできた教科書に載っていることばかり。まさに、学生生活の総決算として、これほどふさわしい地域はありません。これまで必死に学校の勉強をしてきた人も、うたた寝をしながら授業を聞いていた人も、その文化的な厚みと日本との違いに、きっと圧倒されることでしょう。
ヨーロッパ訪問の大きなメリット。それは一度の旅行で多くの国々を回れること。ヨーロッパは比較的狭い地域に多くの国々が集まっていますから、それほど長い期間でなくとも、多くの異なる文化に触れることができるのが特長です。ある程度の英語と、その国の挨拶を覚えようという意欲さえあれば、ほとんどの地域で歓迎されるはずです。

アメリカ合衆国で資本主義を学ぶ


次にオススメするのが、アメリカ合衆国。学生生活を終え、社会人として働くということは、資本主義の波に身をさらすということ。その先には厳しい競争が待ち構えており、波に飲まれるか、波を乗りこなすかはその人の努力と運と才能次第となります。
そんな資本主義の親玉とも言えるのが、アメリカ合衆国です。現在我々が浸っていて、なんの疑問も抱いていない大量生産・大量消費の文化も、その期限は同国にあるといえるでしょう。一時は中国に追い越されるのも時間の問題だと言われていましたが、ここに来て改めてその経済の力強さを証明しています。世界的大企業の多くが、この国で生まれ、その後発展を遂げていることからも、いかに世界経済に影響力を持っているか、うかがい知ることができます。
そんなアメリカ合衆国の空気を吸ってみることは、経済とはなにか、消費とはなにかを真剣に考えるよい機会になるでしょう。

2016年はオリンピックも開催!南米の大国、ブラジル


3番目にオススメなのが、ブラジルです。南米一の大国であるブラジルは、2016年にはオリンピックも開催されます。このところ経済に元気がありませんが、豊富な資源と人材で、再び世界経済を牽引していく働きが期待されています。
ブラジルをオススメする理由は、オリンピック開催地であることもそうですが、人種の混交された国であること。ポルトガルの植民地であったブラジルは、独立後も多くの移民を受け入れ(その中には日本人も数多くいます)、今では実に多種多様な人種の住む国となっています。それでいながら、アメリカ合衆国や他のどの国と比べても人種差別が少ないことでも有名です(全くないわけではありません)。これには、かつて統治者であったポルトガル人の呑気な性質が関係しているとも言われていますが、混血を厭わず、出身地にこだわらず、国民全体が力を合わせて成長してきたその姿は、「共生」ということを考えるきっかけになるのではないでしょうか。

学生時代こそ、遠くへ行こう。


今回は韓国や台湾といった、アジアの国々は紹介しませんでした。もちろんこれらの国々が、今回紹介した国や地域と比べて、旅行に適していないわけではありません。むしろ文化的にも距離的にも近く、旅行先には適しているかもしれません。
ですが、こうした地域は社会人になってから行くこともできます。時間的な余裕のある学生時代だからこそ、文化的にも距離的にも遠い国々を訪問して、自分の中の新たな扉を開いてほしいものです。

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