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ふくおかFGと十八銀が統合へ 最大規模の地銀Gに
2月26日 6時13分

九州最大の金融グループの「ふくおかフィナンシャルグループ」は、長崎県最大手の地方銀行、十八銀行と経営統合する方針を固め、実現すれば全国で最大規模の地銀グループが誕生する見通しです。
地方銀行を巡っては、人口減少などで経営環境の悪化が懸念されていて、経営基盤の強化を目指した再編が今後加速することも予想されます。
関係者によりますと、福岡市に拠点を置き、福岡銀行と熊本市の熊本銀行、それに長崎県佐世保市の親和銀行を傘下におさめる九州最大の金融グループ「ふくおかフィナンシャルグループ」は、長崎県最大手の地方銀行、十八銀行と経営統合する方針を固めました。具体的には、「ふくおかフィナンシャルグループ」が来年4月に十八銀行を完全子会社化し、再来年4月に十八銀行と親和銀行が合併するということです。
ふくおかフィナンシャルグループは去年9月末時点の総資産が15兆8700億円余り、十八銀行は2兆8400億円余りで、単純に合わせると18兆7000億円余りと、実現すれば全国で最大規模の地銀グループになる見通しです。
地方銀行を巡っては、人口減少などで経営環境の悪化が懸念されることから、去年、熊本県の肥後銀行と鹿児島県の鹿児島銀行が経営統合して「九州フィナンシャルグループ」が発足するなど、経営基盤の強化を図る動きが相次いでいて、今後再編の動きがさらに加速することも予想されます。

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