先日、ワイドナショーでオリエンタルラジオの新曲(新ネタ)PERFECT HUMANについて取り上げていた。ワイドナショー内では「オリラジって、ふしぎな芸風だな−」って感じだったけど、実は彼らは泥臭い努力もしている。
ぼくも、オリラジと同じ世代として、彼らの想いを予想で書いてみます。 (彼らはヒーローだけどな)
まずperfect humanの何が面白い?
PERFECT HUMANの面白さの1つは「芸人なのに本気で歌うんかい!」とつっこみたくなるところ。ゴッドタンの人気企画「マジ歌選手権と」同じような感じだと思う。
あと、もう1つの面白さは、世間が思う期待に答えながらクオリティの高いものを作る」ことをしっかりできていると思う。
ぼくたちがブログを書いたり、デザインを作ったりするときにも参考にしたいことだ。
PERFECT HUMANは藤森慎吾のラップで始まる。そのチャラさはちょっと笑えるけどなんか納得できるし、サングラスをかけて気持ち悪い動きをする中田あっちゃんも世の中の思うイメージにぴったり。
そしてなにより、クオリティの高い、いい曲。
すべてのいいところが、うまく組み合わさっていると思った。
世間のイメージ通りだと、伝わりやすさが何倍にもなる
オリラジのイメージ言えば、武勇伝。そしてチャラ男。エヴァ芸人、プレゼン芸人などだ。
今回のPERFECT HUMANではそのキャラクターをしっかりと、なぞっている。それどころか武勇伝をもっと今風に、鋭く尖らせたものがPERFECT HUMANなんだと思う。
この同じ曲を、誰か違う人が歌ったらこんなにヒットしないだろう。世間のイメージに答えることってとても大事だと思う。
あと、ぼくがここまで熱く書くには理由がある
オリラジの苦悩が面白い
デビュー後すぐ売れたオリラジ、自身でも語っているようにレギュラー番組はすぐ終わってしまう。だけど実は、そのころから、漫才に力を入れ始め"漫才ツアー"や"漫才DVD"を出すなど、漫才に力を入れた活動をしていたのだ。
あ、ちなみに、ぼくはオリラジのことを、ものすごい好きでたまらないわけではない。
だけど、YouTubeで見たオリラジ動画で「これからは漫才をやっていく」と言っていたのを見て気になるようになった。
元エリートが這い上がろうと、努力して結果を出す
それが叶う瞬間を見るのは、ヒーローショーを見ているようにすがすがしく感じる。
それどころか、ぼくは、藤森慎吾がチャラ男ヒットしている時に、模索しながら活動しているのを感じて、ちょっと泣ける気持ちになっていた。漫才で立派なお笑い芸人になりたい。でも自分の適性はここではないと気づいてしまった。でもプロだからどんな形でも結果を出す。そういう決意が見えた気がして、チャラ男を見て少し泣けた。
PERFECT HUMANの何が面白いかまとめ
というわけでは、最後に簡単にまとめておくとこれだ。
・武勇伝を昇華した、オリラジのキャラクターに合った曲
・曲が良い
・オリラジの努力が実った感じが、見ていて気持ち良い
その彼らの本気の漫才ツアーはこちら。我ですよ。我