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ジカ熱 関係省庁が対策会議 情報提供の強化を
2月25日 23時41分

政府は、ブラジルから帰国した川崎市の男性がジカ熱に感染していることが確認されたことを受けて、25日夜、関係省庁の対策会議を開き、国民への情報提供をさらに強化することなどを確認しました。
政府は、ブラジルから帰国し発熱や発疹などの症状を訴えていた川崎市の10代の男性がジカ熱に感染していることが確認されたことを受けて、25日夜、厚生労働省や外務省、それに内閣官房の担当者らが集まって関係省庁の対策会議を開きました。
この中で、内閣官房国際感染症対策調整室の吉岡てつを室長は「ジカウイルス感染症を媒介する蚊はまだ発生していない時期で、直ちに感染拡大のおそれがあるわけではないが、関係省庁が緊密に連携し対策にしっかりと取り組んでほしい」と述べました。そして会議では、旅行事業者と協力してブラジルなどへ渡航する人たちに注意を呼びかけるほか、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの関係者を対象に来月上旬にも安全対策の説明会を開くなど、国民への情報提供をさらに強化するなどの追加的な対応を取ることを確認しました。
政府は今後、ジカ熱を媒介する蚊の駆除や妊婦の感染を防ぐ方法についても検討していくことにしています。

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