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仙台 かん で呑む

January 2016

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いわきから磐越東線で85.6km、電車にゴトゴトと揺られていると郡山に着く。

そこからは新幹線に乗り換えてしまえば仙台はあっという間だ。

 

仕事を片付けて向かった先は、以前1人で1度だけ伺ったなかなか雰囲気の良い場所。

地下鉄『勾当台公園駅』に着く。地上に出る。雪が少し残る定禅寺通りを歩く。

 

前回ここを歩いたのは年末。

2015年外での1人呑みの締め括りで『一心』に向かっていたはずだ。

 

イルミネーションがキラキラと覆っている雑踏の中を1人。

孤独を楽しみながら1人ゆっくりと店に向かっていたが今日は連れがいる。

 

春日町の交差点に辿り着く1つ手前の道を左に入る。

看板が見える。ビルの2F。『旬味酒好 かん』。階段を上がり店に入る。

 

 

 

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5・6人で一杯の小さなカウンター。テーブル席が2つ。小さな店だ。

ご主人が1人で料理をつくる。後は控えめな若い女性が酒や料理を持って来てくれる。

 

目を行き届かせるにはこれくらいの広さが良いんだろう。

そして少人数で呑むのだったらこういう静かなところで呑みたい。

 

 

 

予約を入れていたのですんなりと2つあるうちの奥のテーブルに通して頂く。

ジャズが流れていて照明も程良く落とされていて落ち着く空間が出来上がっている。

 

この店は居酒屋という雰囲気ではない。割烹や小料理屋ともまた違う。

しいて言うならば、日本酒バーといった感じとでも言おうか。

 

まずは珍しく瓶ではなく生ビールを注文。乾杯して一気に喉を鳴らす。

まさにプッハ~という感じ。旨い。

 

 

 

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カウンターには常連と思しき男性と女性とそれぞれ1人で来ているようだ。

マスター中心にトライアングルで話が弾んでいる。

 

前回も女性1人客がいたのを思い出す。

彼女もまたマスターと話し、マスターが他の客を交えて話し話を弾ませる。

 

見るからに人柄が良さそうなご主人だ。

話に聞くと20年程前に脱サラしてこの店を始めたらしい。良い店をつくったものだ。

 

お通しは3点セットになっていて順番に出てくる。

お通しと言っても、単品料理と言ってよいものが3点。汁物に海老と烏賊。

 

 

 

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さて日本酒。紙のお酒のメニュー。びっしりと様々な銘柄が書かれている。

地元宮城のものが多いが、それ以外にも秋田・青森・岩手・山形・福井のものも。

 

 

 

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ここはやはり店の名前が付いているオリジナルのものから頼んでみよう。

特別純米中取り原酒 かん』

 

 

 

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ここは目の前でちゃんと一升瓶から入れてくれて、

その後「ラベルをご覧下さい』と言ってしばらくその瓶を置いておいてくれる。

 

なのでついつい全部写真に収めてしまう。記録するにはもってこいだ。

よく注がれたものを持って来る店もあるが、出来ればその場で注いでほしい。

 

 

 

結構お通しだけでも充分満足。何を食べようか。

『岩手産地鶏塩焼き』を頼む。しっかりとした旨みが広がる。

 

焼いたネギ、塩と一味と柚子胡椒が添えられている。ボクは柚子胡椒。

ボクの中では、地鶏塩焼きなら柚子胡椒と決まっている。

 

 

 

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お酒は『第三章 水鳥記 純米吟醸 氷温貯蔵瓶囲い』。

第一章は特別純米で、第二章が吟醸だったようだ。気仙沼、角星のお酒物語第三幕。

 

 

 

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『宮城産塩釜産活〆天然ヒラメ刺身』を頼む。先にヒラメ?が描かれている小皿。

そしてかなり美味しそうなヒラメが登場。

 

 

 

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かわいいアヒル?の醤油差しからヒラメ?の小皿に醤油を注ぐ。

わさびをちょこっと乗せてほんの少し醤油を付けて食べる。旨いに決まっている。

 

 

 

お酒が進む。『乾坤一 純米吟醸生詰原酒 冬華』にする。

1回も火入れしていない『生生)は前回『一心』で呑んだ。こちらは1回火入れ。

 

 

 

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続いては『黄金澤 初しぼり山廃純米生原酒』。

残りが少なくて1杯分とれなかったのでおまけにしてくれた。これはかなり嬉しい。

 

 

 

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更に『戦勝正宗 特別純米』。このラベルはかなりのインパクト。

どれもハ―フなのでアレコレ呑めて楽しい。

 

 

 

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おしんこ』と『バクライ』を注文。

お酒にピッタリのお友達様で酒が進んでいってしまう。

 

 

 

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そうは言ってもそろそろおしまいにしないと。

『日高見 純米初しぼり』を最後に頂くことにしよう。

 

 

 

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さてさてボクはここからもう1件。仙台に来たらいつも2軒目で行ってしまう店へ。

ここからは少し1人でクールダウンしないと。

 

 

 

(2016年1月5週訪問)

 

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