八尾空港でのオスプレイ飛行訓練受入れ可否検討について防衛大臣へ要望書提出

本日、八尾空港でのオスプレイ飛行訓練受入れ可否検討について、下記のとおり、小野寺防衛大臣に対し、要望書を提出しました。
                              八政政第27号
                            平成25年6月18日
防衛大臣 小野寺 五典 様
                         八尾市長 田中 誠太
八尾空港でのオスプレイ飛行訓練受入れ可否検討について
時下、貴職におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は、本市行政全般にご高配賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、去る6月2日以降、八尾空港での米軍新型輸送機MV22オスプレイの飛行訓練に係る各種報道により、市民に疑問や不安の声が広がっております。
本市としては、八尾空港は、人口の密集する内陸部市街地に立地する空港であり、たとえ安全性の高い機体であったとしても、一度事故が発生すれば八尾市や周辺市の住民の生命・資産を巻き込む大惨事が予想されます。また、八尾空港の機能面・設備面を考えても適地でないと判断されるものと考えており、本市は住民の安全安心を第一に考え、受入れに反対の立場を明らかにしております。
沖縄の負担軽減につきましては、全国民で議論すべきものと認識しているものの、本件につきましては、全国民の安全安心を第一にお考えいただき、万一の事故発生時にも被害が最小限に抑制される環境での訓練実施に向け、合わせてご検討くださいますようお願い申し上げます。
八尾空港でのオスプレイ飛行訓練受入れの可否につきましては、6月6日菅官房長官から貴職への受け入れに係る検討指示がなされたとお聞きしておりますが、市民の不安をこれ以上増大させること無く長引かせないよう、八尾空港が適地ではないと、できる限り早期に検討・判断をなされ、速やかに地元自治体である本市にご説明されるよう要望いたします。
       たなかせいた

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