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【大リーグ】

マエケン、4・6デビューか 投手コーチが3番手示唆

2016年2月25日 紙面から

キャンプイン後2度目のブルペン入りで熱のこもった投球を見せる前田=グレンデールで(社英夫撮影)

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 ドジャースで10年間の指導経験を誇るハニーカット投手コーチの言葉の端々に、前田への絶対的な信頼が垣間見えた。「前田がオープン(OP)戦で初めて登板するのは3月5日(Dバックス戦)。同地区が相手でも気にすることはない」。普通なら新加入選手の登板を避ける同地区球団相手の登板にも同コーチはどこ吹く風だった。

 また、同コーチは前田のキャンプ中の調整についても言及。「5日のDバックス戦登板後も中4日の間隔を続ける。開幕までは6度か7度の登板を見込んでおり、カーショーやカズミアーも同じプランで進んでいく」。既に先発陣1、2番手が内定している両左腕の名前を同列に出し、前田を3番手として考えていることを示唆。OP戦の初登板が決定したことでシーズン開幕後のローテーションも見えてくる。3番手として4月6日のパドレス戦でメジャーデビューを果たすことになれば、2度目の先発は4月12日のロサンゼルスでの本拠地開幕戦。超満員の観客が詰め掛ける中での地元初見参となりそうだ。

 この日はキャンプイン後2度目となるブルペン投球で40球。初めてバッテリーを組んだエリス捕手からチェンジアップの切れの良さを絶賛されると、前田自身も「自分が思ったような投球ができた。いい状態をキープできてる」と及第点。今後は26日に再びブルペン投球、29日に打撃投手として登板し、3月5日の実戦デビューを迎えることになる。 (グレンデール穐村賢)

 

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