投稿日:2016年2月25日
「働いても働いても忙しいばかりで売り上げが増えない!」
そう悩んでいるフリーランスや個人事業主のためのエントリーです。月15万円(年商180万円)の売り上げで起業した私が、毎月100万円以上の売り上げを達成するまでにした方法を紹介します。
私はオークション出品代行・Webサイトの管理というところから始めて、最終的にはWebシステム開発や自社Webサービスの運営というので安定的に年商1,000万円以上を売り上げるようになりました。年商1,000万円が多いとは思いませんがスキルのないところから徐々に売り上げを上げていったステップや考え方が参考になれば幸いです。
私が起業したのは2004年。最初にもらった仕事はオークションの出品代行でした。
1つ出品して300円、売れたら成果報酬で数%という仕事です。商品の写真を撮って、出品してというのを一日中やっていました。他にもECサイトの管理なんかをしていました。
当時はHTMLがギリギリわかるが、Webのシステム開発などは全くわかないという状態です。ECサイトの在庫管理をシステム化したいと思うった時も私が最初に買ったのは「XML」の本でした。知識がなさすぎる私はプログラミングやデータベースの本が買いたかったのに、プログラミング言語でないXMLの本を買ってしまったのです。
そこで、私は今のHTMLとCSSというスキルセットでは絶対に仕事は増えないし単価も上がらないと思い、PHPの本を買ってPHPを一生懸命覚えました。普段の仕事が終わってからの勉強だったので大変でした。しかもWeb業界のことを知っているわけではなかったのでPHPを覚えて仕事が増えるかどうかもわかりませんでした。合わせてMySQLの本も買ってデータベースの知識もつけることができました。
2006年、愛知万博が開催されたころ、PHPとMySQLを組み合わせたシステム開発をしていました。フリーランスでシステム開発ができる人は少なかったので仕事は徐々に増えていきました。
システム開発のスキルはまだまだ足りなかったので、Web制作会社やシステム開発会社にアルバイトにも行きました。そこで本当のプロのやり方というのを学ぶことができましたし、仕事もさらにもらえるきっかけになりました。
この頃、Mojavi, Ethna, MapleといったPHPのWebアプリケーションフレームワークで始めました。これらを使うと以前とは比べ物にならないぐらい高速にシステム開発ができるようになりました。このおかげでそれまで扱うことのできなかった少し大きめの案件も自信を持って受けられるようになり売り上げが伸びていきました。
Webアプリケーションフレームワークが使えるようになったことのメリットの一つにコードの再利用がしやすくなったことがありました。今までは案件ごとに1からコードを書いていたが、似たような案件であれば大部分のコードが使いまわせるようになりました。
そのためデザインも一緒に自分の中でパターン化をして、簡単な在庫や顧客管理、カタログサイトのようなものなら素早く作れるようになりました。これによりさらに売り上げが伸びました。
次々と仕事をこなせるようにはなりましたが、やはり一人でできる仕事には限界があります。このまま同じことを続けていても、これ以上売り上げは伸びないかもしれないというのを感じました。
そこで以前から興味があった自社のWebサービス開発をすることにしました。しかし、いざやろうと思っても自分ではなかなか怠けてしまい開発が進みません。そこでアルバイトを雇って開発をしてもらうことにしました。
この頃、私はシステム開発会社にアルバイトに行き、アルバイトの人は私の事務所で私のためにサービス開発をするという時期がありました。だったら自分でサービス開発をすればいいのにと自分でも思いましたが、未来への投資を自分でするのはなかなか難しいのです。
自社で開発したサービスはうまくいかなかったものがほとんどで200万円以上の損をしました。個人にとっては大金です。しかし結果うまくいった幾つかがそれ以上の金額を稼いでくれました。
これで月々の受託開発と既存システムの運営費用、自社サービスからの売り上げで年商1,000万円を達成しました。その後も安定的に売り上げを伸ばしていき、現在の会社の設立に至ります。
私が売り上げを伸ばすために大事だと思うことは3つです。
順番に見ていきましょう
大前提ですね。私が仕事をもらうために気をつけていたことはシンプルに「顧客の課題を解決できる人になる」ということです。詳しくは別エントリ「フリーランスが成功するために最も大切にすべきこと」に書いてありますので是非ご覧ください。
まだ使う人が少なかったWebアプリケーションフレームワークを使い、ニーズの高いシステムを素早く他業者より安く提供できるようになったことで仕事が増えました。
少し前ならモバイルアプリ、今ならUI/UXデザイン、IoT関連、人工知能関連でサッとシステムを提供できると売り上げは簡単に伸ばせます。
私の場合はアルバイトを雇い、自社サービスを開発するということをしました。一時的には売り上げは落ちますが、一人でやっていても加齢とともに学習能力や売り上げが下がっていくことは明白です。売り上げに余裕がある時こそ投資をして成功の種をまくことが大事です。
ちなみに私が失敗してきたサービスについてはこちら(僕が作ってきたWebサービス追悼式 #NGK2012B)をご覧ください。
いかがでしたでしょうか。今回は私がフリーランス時代にどうやって売り上げを伸ばしてきたかを紹介しました。「ヒントになった!」という人がいれば嬉しいです。

株式会社Misoca
代表取締役 豊吉 隆一郎(とよし りゅういちろう)
世の中を仕組みでシンプルにしたいという想いで、複数のWebサービスの開発や売却の実績を積む。さらなる飛躍を目指し2011年6月に株式会社Misoca(旧名スタンドファーム株式会社)を設立。
【事業概要】
6万事業者が登録し、毎月70億円の請求書が作成されるクラウド型の請求管理サービス「Misoca」を運営。 郵送まで自動化し、従来手書きやExcelで行われていた請求業務を大幅に効率化する。決済機能や売掛保証なども提供し、請求だけでなく取引全体がクラウドで完結する未来を「Misoca」で実現する。