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2016年02月25日 12時48分 UPDATE

TwitterのGIFアニメ添付機能が「著作権侵害」に? 米国では「フェアユース」 (1/2)

TwitterのGIFアニメ添付機能にアニメやドラマを元にしたものが含まれており「著作権侵害では?」と懸念の声が上がっている。日本にはない「フェアユース」の概念を前提とした機能のようだ。

[山崎春奈,ITmedia]

 Twitterが2月17日(現地時間)に追加した、GIFアニメを検索してツイートに添付できる新機能にアニメやドラマの1シーンを切り取ったものが多く含まれており、「著作権侵害に当たるのでは?」と懸念の声が上がっている。

photo ツイートやDMの投稿画面からGIFアニメを検索・添付できるようになった

 GIFアニメの検索・コミュニティーサイト「GIPHY」「Riffsy」と連携し、「大好き」「ハグ」「がんばって!」などのシチュエーションや感情で分類してラインアップ。Twitterアプリ上で検索し、直接ツイートやダイレクトメッセージ(DM)に添付できる機能だ。想定用途としては、LINEやFacebookのスタンプに近い。

 使用できるGIFアニメには、ポケモンやNARUTO、ディズニー作品などのアニメ、海外ドラマの1シーンが多数含まれており、ユーザーから「著作権はどうなっているのか?」「違反になったとしても使用者の自己責任?」などと懸念する声が上がっていた。

 Twitter側は告知時に「GIF検索をご用意しました」とアナウンスしており、あくまで内蔵検索エンジンツールとして提供しているともとらえられる。

 Twitter Japanによると、「ユーザーやメディアから上がった指摘は本社の開発担当に報告済み。自社だけで決められることではなく、意見を踏まえ、先方も交えて検討していく予定」。今後、何か変更や対応があれば公式にアナウンスする。日本以外の他国からは同様の指摘は上がっていないという。

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