清原容疑者 押収のパイプに５回分相当の覚醒剤

2月25日 11時43分

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元プロ野球選手の清原和博容疑者（４８）が覚醒剤を使用したとして逮捕された事件で、自宅から押収されたガラスパイプに覚醒剤およそ０．１５グラムが残っていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は、常習的に使用していたとみて調べを進めています。

元プロ野球選手でタレントの清原和博容疑者は今月２日、東京・港区の自宅マンションで覚醒剤を所持していたとして逮捕・起訴され、覚醒剤を使用した疑いで再逮捕されました。
清原容疑者は２５日午前、東京地方検察庁に送られました。警視庁によりますと、調べに対し「覚醒剤を使用したことに間違いありません」と供述し、容疑を認めているということです。
これまでの調べで、自宅から押収したガラスパイプを鑑定した結果、パイプにおよそ０．１５グラムの覚醒剤が残っていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。覚醒剤の１回の使用量は０．０３グラムとされ、残っていたのは５回分に相当するということです。
警視庁のこれまでの調べで、清原容疑者の尿から覚醒剤が検出されているほか、ガラスパイプであぶって吸っていたことを認める供述をしているということです。
警視庁は、覚醒剤を常習的に使用していたとみて、動機や使用の実態を調べるとともに、入手ルートの解明を進めています。