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ネットに流産胎児の画像投稿 大阪労災病院の技師
2月25日 11時56分

大阪・堺市にある大阪労災病院に勤める臨床検査技師の男性が、流産のあとの胎児を無断でスマートフォンで撮影し、ツイッターに投稿していたことが分かりました。病院は近く、この検査技師を処分する方針です。
大阪労災病院によりますと、臨床検査技師の40代の男性は、手術で取り出した臓器などの診断や保管をしていましたが、おととし7月以降、流産のあとの胎児をスマートフォンで無断で撮影し、画像3枚をツイッターに投稿していたということです。また、インターネットで入手したとみられる胎児の標本の画像や診療データの画像なども、投稿していたということです。
今月15日、ツイッターを見た人から指摘を受け、病院がこの検査技師から話を聞いたところ、投稿を認めたということです。病院の調査に対し検査技師は「不平不満を持つ世の中の人たちに、生まれることができなかった人もいることを伝えたかった。軽率な行動を取ってしまい、申し訳なく思っている」などと話したということです。
病院は内部情報を流出させ、信用を傷つけたとして、近くこの検査技師を処分する方針です。
大阪労災病院の田内潤院長は「関係者に多大なご迷惑、ご心配をおかけしたことを深く反省している。厳正な処分を検討したい」と話しています。

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