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 米太平洋軍のハリス司令官は23日、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設の完了が、2025年になるとの見通しを示した。日米両政府は普天間の返還時期を「22年度またはその後」と合意していた。ハリス氏は辺野古の代替施設建設を「2年余り遅れている」と説明した。

 上院軍事委員会の公聴会で証言した。ハリス氏は、辺野古の代替施設について「完成させることは、日本の責任であり義務だ」と強調した。防衛省は14年に設計に必要なデータを集めるためのボーリング調査を始め、工事期間を9年間としていた。

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