ワッキーこと立脇潤です
もう10年以上前のことです
【同じやり方でも淹れる人によって味が変わる】
今の珈琲の見習い先に初めて入ったときのことです
珈琲の師匠の他に見習いの方がたまたま2人いた日でした。
注文した珈琲がでてきて、インパクトのある美味しさにとても喜んで飲んでいました。
そのときに、弟子の2人にドリップ話をしていて、へ〜とかほ〜とか聞いていたところ(笑)、じゃあ3人同時にドリップして飲み比べしてもらおうか〜という話になぜかなっていて、その居合わせた僕は3人の珈琲を飲み比べを飲めることになりました
同じ豆、同じ分量、同じ挽き方、同じ蒸らし時間、同じ温度、同じ道具。
違うのは淹れる人が違うというだけ
公平にするために、チビカップに淹れた人が誰だかわからない状態にして飲みます
(淹れた人はわかってて、飲む人はわからない)
3つのカップで一番美味しいのはどれですか?
という方で、真ん中とか答えたんです
選んだのはやはり師匠の珈琲。
他にも1人お客さんがいたんですが、その方も師匠を選んでました。
やっぱり美味しいんですよね。
他のお弟子さんのも悪くなくて美味しいんですが、師匠がよりその豆の個性をドリップで引き出していて美味しさを感じました
経験の差というか、日々珈琲と向き合っている人は違うんですよね
昔、師匠に聞いたことがありました
「どうやって淹れ方を決めているんですか?」
「豆と相談して決めているんだよ」
そんな珈琲の職人の世界もあります(^^)