”ブログ記事は言葉の遊び場。オリジナリティを省いた堅苦しい文章は読まれる前に閉じられてしまうぞよ。文章力を向上させるにはありのままの姿見せるのよ”
~とあるブログの備忘録〜
どうも、かつしたです。
ブログでオリジナリティを出すのって難しいですよね。キチンと書こうと思えば思うほど特徴の無い真面目で堅苦しい記事になってしまいます。特に学生の頃、国語の成績が良かった人ほど丁寧な言葉を使いたがります。
礼儀正しい言葉を使うのは間違いじゃありません。真面目がダメッてわけじゃないです。
ただ、教科書に載ってるような正しくてどこにでもある文章はまあなんというか、ありきたりで飽きるのです。
今回はあなたの記事をより人間味あふれるものにするための文章力アップの方法について書きました。
※とあるブログ…ポストロジクス
文章力アップのためには普通じゃダメ?
学術的なノウハウ的な記事なら真面目さも必要ですが、たとえば日々の気づきや思いつきを書いてる人は自分の言葉で書くべきです。
口に出す言葉っていうものは声の大きさとかビブラートとか、女性的とか男性的とか様々なテイストが加味されてその人らしさ、独自性が生まれるものです。
記事は表現力が(声と比べて)少ないので、正しい文章を意識しすぎるとどこにでもあるような平凡で味の無い記事になってしまいます。書いた人の顔が想像できないんですよね。僕も気をつけないとって思います。
自分らしさを出すことが文章力向上の近道
特に、長い記事ほどオリジナリティが必要で真面目すぎる記事は読んでいて疲れてしまいます。そっとページを閉じられるのも時間の問題でしょう。
だから、なんでも上手いこと書こうとせずヘンテコな文章だな~ずいぶん個性的だな~って思わせるのもオリジナリティある記事の作成方法のひとつです。
オリジナリティは最後まで読ませるために必要であり人間らしさ、自分らしさを表すことでもあります。
想像できるコメントは面白くない
たとえばグルメレポーターは美味しいって言うだけじゃつまらない。どこにでもいるレポーターと変わらない。そりゃ有名なお店の料理を紹介してるんだもん。美味いに決まってる。食べなくてもなんとなくわかる。
知りたいのはレポーターの声。「本心」「ありのままの言葉」なのです。
だからレポーターはどうしたらテレビの前の人たちに味を伝えることができるか、よりリアルな言葉を頭のなかでひねり出す必要があります。
どうしても思い浮かばないのであれば前日、前々日から美味しんぼとか孤高のグルメとかのグルメ本を読んで味の表現を勉強しておくべきだと思う。前もって言葉を吟味しておけば平凡グルメレポーターから一歩突き抜けることができるはずです。
「うっま!まったりとして芳醇、濃厚な口溶け。なんて心地の良いマーガリンなんだ!」
なんて言われたらすごく気になりますよね。そんなに美味しいマーガリンがあるんだ〜って。まあ大げさすぎるのも良くないですけど。
表現力の無いグルメレポーターの言葉はなんだか言わされているみたいで作った人がかわいそうになります。無表情の人が「これおいし~。毎日食べたいわっ」なんて言ってもなんだか胡散臭く感じる。元気な女性やかわいい子どもの食べる笑顔を見せられるほうがよっぽどいい。言葉も大事だけど表情も大事。
この感動を伝えたい!って思えばなんとなく伝わるものです。それに、「この人がんばってわかりやすく伝えようとしてるんだな」なんてのはブラウン管越しもとい液晶越しでもつたわるものです。難しい表現なんて案外必要無いのかもしれませんね。
文章力を上げて表情を出す
表現力の大切さ。これはブログ運営にも言えることです。
表情を伝えられないブログ記事では記事ですべてを伝えないといけない。写真やGIF動画などでアレンジはできるけど結局は文字がメインなのだ。文章力を磨かないといけない。でも文章力って言ってもそんなに難しく考える必要はありませんよ。
ブログは小説のようにしっかりとした時系列や漢字の間違いをしないなんて固いこと考えなくても良いんです。まあ間違えないに越したことは無いけど、ある程度間違ってても人は読めてしまうものなのだ。
たとえば下の文を読んでみてください。
をみつたけ よ とっても かいわわ こねこ で
どしうても かってあげた かた だから ひろてっ うちに かえたら おかあさん に もんのすすごい おこられたよ ても さいごは あらきめた みたいで かていいいよ って。あがりとう おかあさん!
間違いだらけでとても読めたもんじゃないって思いませんか?でも、実際は読めてしまったんじゃないでしょうか?
変な文章でも読めてしまうんです。人間の脳は多少文字が入れ替わっても読めるようになっているんですね。脳内で勝手に文章校正をしているんです。不思議ですね。
あなたのブログに訪問した人はよほど興味のある記事でもない限り流し読みしています。読者はそんなにヒマじゃないってことです。流し読みだから多少の誤字脱字があっても問題なく読めてしまうものなんです。
もちろん、誤字脱字のない文章が一番ですがある程度脳内でフォローできるのであまり堅苦しく考える必要もないってことなんですよね。
表現力の勉強になるブログ
以下のブログは個性的で独自性にあふれた文章がおもしろいブログです。どのブログも表現力がすばらしく文章力トレーニングの参考になるかと思います。
まとめ
文章力といっても難しく考える必要は無いんです。難しい漢字は読めない人もいます。ユーザビリティの角度で見れば漢字はなるべく簡単なものを、文章は5行くらいでひとまとめにし、スペースを空けて次の文章を書く。難しい言葉には解説を付け加えるべきです。
ユーザビリティについても「使う人がまず使えることが前提の使いやすさを考える事」などの説明が必要ですね。
表現力が上がればおのずと文章力アップにつながるはずです。
僕も自分らしさ、人間らしさがあるブログは何度も読みたくなってしまいます。はじめから文章力のある人はいません。どうしたらもっと読みやすくなるか、最後まで読んでもらえるかを意識するべきでしょう。