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金融業界 ベア要求見送りの動き相次ぐ2月25日 4時20分
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大手金融グループ「みずほフィナンシャルグループ」の労働組合は、日銀のマイナス金利政策によって収益が悪化するおそれがあることなどを理由に、ことしの春闘でいわゆるベースアップの要求を見送る方針を固め、金融業界でベースアップの要求を見送る動きが相次いでいます。
従業員、およそ2万5000人が加入する「みずほフィナンシャルグループ」の労働組合は、ことしの春闘で、基本給を引き上げるベースアップの要求を3年ぶりに見送る方針を固めました。
この理由についてみずほの労働組合は、日銀のマイナス金利政策によって収益が悪化するおそれがあるなど経営を取り巻く環境が厳しさを増していることを挙げています。
大手銀行では、すでに「三井住友銀行」の労働組合もベースアップの要求を見送る方針を固めています。このほか、損害保険大手の「東京海上日動火災」と「損害保険ジャパン日本興亜」の労働組合も業績が好調だとしながら物価がなかなか上昇しないなかで景気の先行きを慎重にみる必要があるとしてベースアップの要求を見送る方向で検討しており、金融業界でベースアップの要求を見送る動きが相次いでいます。
この理由についてみずほの労働組合は、日銀のマイナス金利政策によって収益が悪化するおそれがあるなど経営を取り巻く環境が厳しさを増していることを挙げています。
大手銀行では、すでに「三井住友銀行」の労働組合もベースアップの要求を見送る方針を固めています。このほか、損害保険大手の「東京海上日動火災」と「損害保険ジャパン日本興亜」の労働組合も業績が好調だとしながら物価がなかなか上昇しないなかで景気の先行きを慎重にみる必要があるとしてベースアップの要求を見送る方向で検討しており、金融業界でベースアップの要求を見送る動きが相次いでいます。