西日本新聞社

謎の正体は50億光年先の大爆発 夜空に電波のフラッシュ

2016年02月25日04時01分 (更新 02月25日 05時38分)
 爆発現象があったとみられる50億光年先にある銀河(上)とその拡大画像(下)。すばる望遠鏡で撮影(東大提供)

爆発現象があったとみられる50億光年先にある銀河(上)とその拡大画像(下)。すばる望遠鏡で撮影(東大提供)

 夜空で千分の1秒ほどのフラッシュのように電波が観測される謎の現象の正体は、50億光年離れた天体の大爆発とみられるとする「すばる望遠鏡」の観測結果を、東大などのチームが25日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 この現象は数年前に見つかって以来、十数回観測されたが、発生源が宇宙にあるのか地球の大気なのかも不明だった。戸谷友則東大教授(天文学)は「(重くて小さい)二つの中性子星が合体したのではないか。重力波の観測と連携し、さらに正体に迫りたい」と話している。

 爆発現象があったとみられる50億光年先にある銀河(上)とその拡大画像(下)。すばる望遠鏡で撮影(東大提供)
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