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国家安全保障局長が訪米へ 北朝鮮や南シナ海など協議
2月25日 4時21分

国家安全保障局長が訪米へ 北朝鮮や南シナ海など協議
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政府の国家安全保障局の谷内局長は、今月末からアメリカを訪問し、政府高官と会談する方向で調整に入り、核実験を行った北朝鮮や、南シナ海の南沙諸島などの軍事拠点化を進める動きをみせる中国への対応などについて意見を交わすものとみられます。
政府の国家安全保障局の谷内局長は、今月29日から来月2日頃までの予定でアメリカのワシントンを訪問し、安全保障政策を担当するライス大統領補佐官らと会談する方向で調整に入りました。
一連の会談で、谷内氏は、北朝鮮による核実験や事実上の長距離弾道ミサイルの発射を受けた、日本独自の制裁措置を説明するとともに、国連の安全保障理事会の制裁決議の内容などについて意見を交わすことにしています。
また、中国が、南シナ海の南沙諸島、英語名・スプラトリー諸島や、西沙諸島、英語名・パラセル諸島でレーダー施設の建設や地対空ミサイル部隊を展開するなど、軍事拠点化を進める動きをみせていることを踏まえ、今後の対応などを協議するものとみられます。
さらに谷内局長は、安倍総理大臣が、ことし5月の伊勢志摩サミットに先立ち、ドイツなどヨーロッパ各国を歴訪するのに合わせて、ロシアを非公式に訪問する方向で調整を進めていることに、アメリカ政府から慎重な対応を求める意見が出ていることを踏まえ、北方領土問題の解決を目指す日本の立場などを説明し、理解を求めることにしています。

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