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ネパールの小型機墜落事故 23人全員が死亡2月25日 4時24分
ネパール西部のヒマラヤ山脈で24日、乗客乗員合わせて23人を乗せた小型の旅客機が山間部に墜落し、ネパールの航空当局は全員が死亡したと発表しました。
24日の朝、ネパールの民間航空会社「タラ航空」の小型旅客機が、西部ポカラの空港からおよそ100キロ離れたジョムソンに向けて離陸したあと行方不明となり、地元の警察などがポカラの北西の山間部に墜落して炎上しているのを確認しました。
小型旅客機には中国とクウェートの国籍の外国人2人を含む乗客20人と、乗員3人の合わせて23人が乗っていて、ネパールの航空当局は23人全員が死亡したと発表しました。また、航空当局は原因究明のため調査委員会を設置したことも明らかにしました。
ポカラを含む一帯は、ヒマラヤ山脈のトレッキングルートとして知られていて、ポカラとジョムソンを結ぶ路線は多くの外国人観光客に利用されているということです。
ただ、ネパールでは、気流が不安定なうえ天候が変わりやすいため、航空機の墜落事故が後を絶たず、2010年8月に小型のプロペラ機が悪天候の中で墜落し、日本人1人を含む乗客乗員14人が死亡したほか、2012年9月にも小型旅客機が離陸直後に墜落して乗っていた19人全員が死亡するなど、安全性の向上が課題となっています。
小型旅客機には中国とクウェートの国籍の外国人2人を含む乗客20人と、乗員3人の合わせて23人が乗っていて、ネパールの航空当局は23人全員が死亡したと発表しました。また、航空当局は原因究明のため調査委員会を設置したことも明らかにしました。
ポカラを含む一帯は、ヒマラヤ山脈のトレッキングルートとして知られていて、ポカラとジョムソンを結ぶ路線は多くの外国人観光客に利用されているということです。
ただ、ネパールでは、気流が不安定なうえ天候が変わりやすいため、航空機の墜落事故が後を絶たず、2010年8月に小型のプロペラ機が悪天候の中で墜落し、日本人1人を含む乗客乗員14人が死亡したほか、2012年9月にも小型旅客機が離陸直後に墜落して乗っていた19人全員が死亡するなど、安全性の向上が課題となっています。