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シリア大統領「停戦案受け入れる用意ある」2月24日 21時15分
シリアのアサド大統領は、ロシアのプーチン大統領と電話で会談し、シリア情勢を巡ってアメリカとロシアが呼びかけた27日からの停戦案を受け入れる用意があると伝える一方、「テロ組織との戦い」を継続する方針も確認し、政権側がすべての戦闘を停止するかどうかが焦点となっています。
シリア情勢を巡ってアメリカとロシアは22日、過激派組織IS=イスラミックステートなどへの攻撃を除いて今月27日から停戦に入るよう、アサド政権と反政府勢力の双方に呼びかける共同声明を発表しました。
これを受けて、シリアのアサド大統領は24日、ロシアのプーチン大統領と電話で会談しました。シリア国営通信によりますと、この中でアサド大統領は、政権側として停戦案を受け入れる用意があると伝えたということです。
その一方で、両国は、ISとアルカイダ系のヌスラ戦線、それに「ほかのテロ組織」に対する戦いを継続する方針も確認したとしています。
アサド政権はこれまで、反政府勢力の一部も「テロ組織」だと名指しして攻撃を続けてきており、政権側がすべての戦闘を停止するかどうかが焦点となっています。
これを受けて、シリアのアサド大統領は24日、ロシアのプーチン大統領と電話で会談しました。シリア国営通信によりますと、この中でアサド大統領は、政権側として停戦案を受け入れる用意があると伝えたということです。
その一方で、両国は、ISとアルカイダ系のヌスラ戦線、それに「ほかのテロ組織」に対する戦いを継続する方針も確認したとしています。
アサド政権はこれまで、反政府勢力の一部も「テロ組織」だと名指しして攻撃を続けてきており、政権側がすべての戦闘を停止するかどうかが焦点となっています。