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経団連 榊原会長 円高で輸出の業績悪化懸念2月24日 21時28分
外国為替市場で円高ドル安が進んでいることについて、経団連の榊原会長は24日の記者会見で、円高の動きが今後も続けば堅調だった輸出企業の業績の悪化につながりかねないと懸念を示しました。
この中で、榊原会長は、24日の東京外国為替市場で円相場が一時1ドル111円台半ばまで値上がりし、円高ドル安が進んでいることについて、「市場参加者の将来への不安からくる過剰反応だと思う。日本経済の基調は堅調であるにもかかわらず、実態と相当かけ離れた状況になっており、非常に円高に振れすぎている水準だ」と述べました。
そのうえで、「大企業は、平均すると1ドル=118円程度を想定している。仮にいまの為替水準のまま決算期の3月末を迎えると、企業業績に直接影響してくる」と述べ、円高が今後も続けば、堅調だった輸出企業の業績悪化につながりかねないと懸念を示しました。
そのうえで、「大企業は、平均すると1ドル=118円程度を想定している。仮にいまの為替水準のまま決算期の3月末を迎えると、企業業績に直接影響してくる」と述べ、円高が今後も続けば、堅調だった輸出企業の業績悪化につながりかねないと懸念を示しました。