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ネパールで小型旅客機が墜落 生存の可能性低いか
2月24日 18時54分

ネパール西部のヒマラヤ山脈で、24日、乗客乗員合わせて23人を乗せた小型の旅客機が山間部に墜落して炎上し、ネパールの航空当局は生存者がいる可能性は低いという見方を示しました。
ネパールの民間航空会社「タラ航空」によりますと、24日、現地時間の午前8時前、日本時間の午前11時すぎ、「タラ航空」の小型旅客機が、ネパール西部のポカラからジョムソンに向けて離陸後、まもなく消息を断ちました。
この小型旅客機は、通称「ツインオッター」と呼ばれる双発のプロペラ機で、中国とクウェートの国籍の外国人2人を含む乗客20人と乗員3人の合わせて23人が乗っていたということです。
地元の警察は、24日午後、この小型旅客機がポカラの北西の山間部に墜落して炎上しているのを確認し、ネパールの航空当局は生存者がいる可能性は低いという見方を示しました。
ポカラを含む一帯は、ヒマラヤ山脈のトレッキングルートとして知られていて、ポカラとジョムソンを結ぶ路線は多くの外国人観光客に利用されているということです。
ただ、ネパールでは気流が不安定なうえ天候が変わりやすいため、航空機の墜落事故が後を絶たず、2010年8月に小型のプロペラ機が悪天候の中で墜落し日本人1人を含む乗客乗員14人が死亡したほか、2012年9月にも小型旅客機が離陸直後に墜落して乗っていた19人全員が死亡するなど、安全性の向上が課題となっています。

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