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サイクロン被害のフィジー 今も2万人近く避難2月24日 14時33分
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猛烈な勢力のサイクロンに見舞われた南太平洋の島国フィジーでは、今でも首都がある島で2万人近くが避難所での生活を余儀なくされているほか、離島部でも大きな被害を受けている集落があるという情報がありフィジー政府は確認を急いでいます。
フィジーでは先週末、猛烈な勢力のサイクロン「ウィンストン」が首都スバがあるビチレブ島を通過し、島の西部を中心に建物の屋根が吹き飛ばされるなど大きな被害が出ました。フィジー政府の報道官は24日、これまでに42人の死亡が確認されたことを明らかにしました。
現地では、周辺国や国際NGOなどから寄せられた支援物資の搬送が始まっていますが、地元のメディアは住民1万9000人余りが自宅を失うなどして避難を続けていると伝えています。また、首都以外の地域では停電が続いています。
さらに離島での状況について、フィジーで支援を続ける国際NGOのオックスファムは「サイクロンが通過した地域では80%以上の建物が被害を受けている」としていますが、詳しい状況はまだ分かっていません。フィジー政府はニュージーランド軍などから派遣された航空機の協力を得て上空からの確認を急いでいます。
現地では、周辺国や国際NGOなどから寄せられた支援物資の搬送が始まっていますが、地元のメディアは住民1万9000人余りが自宅を失うなどして避難を続けていると伝えています。また、首都以外の地域では停電が続いています。
さらに離島での状況について、フィジーで支援を続ける国際NGOのオックスファムは「サイクロンが通過した地域では80%以上の建物が被害を受けている」としていますが、詳しい状況はまだ分かっていません。フィジー政府はニュージーランド軍などから派遣された航空機の協力を得て上空からの確認を急いでいます。