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中国 西沙諸島に戦闘機も派遣2月24日 15時02分
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中国軍が南シナ海の西沙諸島の島に地対空ミサイル部隊に続いて戦闘機を派遣したことがアメリカ政府当局者への取材で分かりました。
アメリカ政府の当局者によりますと、南シナ海の西沙(パラセル)諸島で中国が実効支配するウッディー島に、最近新たに戦闘機を派遣したことが確認されたということです。ウッディー島では今月、中国軍が地対空ミサイル部隊を展開させていることが分かっており、アメリカの大手メディアは派遣されたのは戦闘機「殲11」と戦闘爆撃機「殲轟7」だと伝えています。
ただこの当局者はウッディー島には1990年代から滑走路があり、中国軍は、過去にもたびたび戦闘機を派遣させているとして、地対空ミサイル部隊の展開とは違い、特異な動きとはみていないと指摘しています。
南シナ海を巡っては、中国が南沙(スプラトリー)諸島に造成する人工島でレーダー施設の建設を進めていることが明らかになったばかりで、ケリー国務長官が23日、王毅外相との会談後の記者会見で、「残念なことに、ミサイルや戦闘機、さらに砲兵部隊などが配置されている」と述べ、懸念を示していました。
ただこの当局者はウッディー島には1990年代から滑走路があり、中国軍は、過去にもたびたび戦闘機を派遣させているとして、地対空ミサイル部隊の展開とは違い、特異な動きとはみていないと指摘しています。
南シナ海を巡っては、中国が南沙(スプラトリー)諸島に造成する人工島でレーダー施設の建設を進めていることが明らかになったばかりで、ケリー国務長官が23日、王毅外相との会談後の記者会見で、「残念なことに、ミサイルや戦闘機、さらに砲兵部隊などが配置されている」と述べ、懸念を示していました。