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インフルエンザ脳症の6歳未満の女児が脳死 移植へ
2月24日 17時54分

東海地方の病院でインフルエンザ脳症のため治療を受けていた6歳未満の女の子が23日、脳死と判定され、臓器の提供に向けた準備が進められています。6年前に改正臓器移植法が施行されて以降、15歳未満の子どもが脳死と判定されたのは11人目で、判定基準がより厳しい6歳未満の子どもでは5人目となります。
日本臓器移植ネットワークによりますと、脳死と判定されたのはインフルエンザ脳症のため東海地方の病院で治療を受けていた6歳未満の女の子です。
家族が臓器移植ネットワークのコーディネーターから説明を受けて今月21日、脳死段階での臓器の提供を承諾し、23日午後4時すぎ、脳死と判定されました。
女の子の家族は「突然の入院でとてもつらく苦しい思いはありましたが、何度も話し合いを持ち、今できる最善のことをしようと考えました」と話しているということです。
日本臓器移植ネットワークによりますと、提供された臓器は肺が岡山大学病院で10歳未満の男の子に、肝臓が国立成育医療研究センターで10歳未満の女の子に、腎臓が静岡県立総合病院で40代の男性にそれぞれ移植される予定です。
6年前に改正臓器移植法が施行されて以降、15歳未満の子どもが脳死と判定されたのは11人目で、判定基準がより厳しい6歳未満の子どもでは5人目となります。

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