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【芸能・社会】

松方弘樹 脳腫瘍の疑い コンサート降板、舞台中止を発表

2016年2月24日 紙面から

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 俳優松方弘樹(73)に脳腫瘍の疑いがあることが23日、分かった。松方の所属事務所は同日、長期療養の必要が生じる可能性のあるため、予定していたコンサートや舞台の降板・中止を発表した。

 所属事務所によると、松方は体調不良を訴え、今月17日に愛知県春日井市など、18日に神戸市などで開催されたジョイントコンサートへの出演を取りやめている。激しい頭痛などはなく、体のだるさといったインフルエンザを疑うような症状だったという。

 そこで東京都内の自宅近くの病院を受診したところ、大きな病院での検査を勧められ、脳腫瘍の疑いがあることが判明した。現在は検査入院中。早ければ今週中にも結果が出るという。

 療養期間は検査の結果次第だが、すでにチケットを販売している公演もあり、関係各所への配慮という点からも、病気と仕事のキャンセルの公表に踏み切った。

 出演を取りやめるのは小林旭ら複数の歌手が出演する「夢コンサート」(3月1日の東京から6月8日の札幌まで各地で全45公演)。

 公演そのものを中止するのは6月から全国巡業を予定していた主演舞台「遠山の金さんと女ねずみ」。まだ発表前だったが、松方がテレビでも当たり役だった主人公の遠山の金さんを、小林幸子(62)が女ねずみを演じる予定だった。

       ◇

 報道各社に送られたファクスの文面は以下の通り。

 弊社所属であります松方弘樹は、医師の診察の結果、脳腫瘍の可能性があり、担当医師より長期療養ならびに検査が必要との診断を受けました。

 つきましては、今後予定しておりました公演をやむを得ず降板ならびに中止することになりました。

 一日も早い復帰に向け、今はひとまず治療に専念させていただきたいと本人は希望しております。

       ◇

 松方は1960年に17歳で映画デビュー。多くの時代劇映画、任侠(にんきょう)映画で活躍。テレビでも「人形佐七捕物帳」「名奉行 遠山の金さん」など人気作に主演した。趣味のマグロ釣りはトーナメント優勝するほどの腕前。最初の妻との間に俳優目黒大樹、2番目の妻・仁科亜季子(1998年に離婚)との間に俳優仁科克基、仁科仁美がいる。

 

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