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【プロ野球】

ブランコ危機16発だった? 来日前、カバンに実弾が…

2016年2月24日 紙面から

打撃練習するオリックス・ブランコ=宮崎で(横田信哉撮影)

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 オレもパクられるところだった−。オリックスのトニ・ブランコ内野手(35)が23日、ドミニカ共和国出国時に実弾16発を機内に持ち込む危機を経験していたことを明かした。

 ロッテ・ナバーロが銃刀法違反容疑で逮捕されたことを振られると、最初は「今のところ僕は見つかっていない」とジョークを飛ばしたが、同国出身選手として、やはり心を痛めていた。「いい打者。いいパワーをしている。もし、銃弾を持っていると知っていたら電話して忠告したのに…」と残念がった。

 来日8年目。日本のことは知り尽くしている。自身もかつて母国から出国しようとした際に実弾がカバンに入ったままになっていて、慌てて見送りに来た妻に渡して事なきを得たこともあったという。「あれは16発入っていた。見つかっていたら大変なことになっていた。きっとクビだね」。以来、荷造りは細心の注意を払い自分でするようにしているという。

 「ナバーロは1年目だし、考慮してもらえるんじゃないか」と処分の軽減を期待していた。 (達野淳司)

 

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