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News Up 人命守った!?「宮古島まもる君」に励ましの声2月24日 15時33分
道路沿いに立って交通安全を呼びかける人形を見かけたことがあると思います。沖縄県宮古島市では「宮古島まもる君」と名付けられ、地元の人たちに親しまれています。その「まもる君」が今月、車2台が衝突する事故に巻き込まれ、両足が折れる“大けが”を負いましたが、運転していた人は軽いけがですみました。「まもる君」のいわば“名誉の負傷”に、インターネット上では励ましの声が寄せられています。
「宮古島まもる君」とは
「宮古島まもる君」は、交通安全を呼びかける警察官の格好をした人形です。平成8年、地元の交通安全協会が事故の多い道路に設置したのが始まりです。現在は、妹の「まる子ちゃん」を含めて20体が宮古島警察署管内で交通安全を呼びかけています。どことなく愛きょうのある表情が人気を呼んで、お菓子や携帯電話のストラップなどのグッズも販売されているほどです。そして、4年前には宮古島市に住民登録もされました。
身をていして守った「まもる君」
事故が起きたのは今月2日。交差点で車どうしが衝突し、片方の車が衝突のはずみで歩道に乗り上げて「まもる君」に衝突しました。車はその先にあった電柱に衝突し、大きな事故になる可能性もありましたが、「まもる君」が身をていして守った形になり、車を運転していた人は軽いけがですみました。
しかし、「まもる君」は両足が折れて立てなくなり、宮古島警察署に“入院”しました。
現場は以前から事故が多く起きている交差点で、「まもる君」は5年前から見守り続けていました。警察官は「今回の事故をきっかけに、ドライバーの皆さんには、交差点では必ず一時停止することを守っていただきたい」と話していました。
しかし、「まもる君」は両足が折れて立てなくなり、宮古島警察署に“入院”しました。
現場は以前から事故が多く起きている交差点で、「まもる君」は5年前から見守り続けていました。警察官は「今回の事故をきっかけに、ドライバーの皆さんには、交差点では必ず一時停止することを守っていただきたい」と話していました。
励ましの声続々と
「宮古島まもる君、なんて痛々しい姿に!」
「市民を守った熱き警察官!」
「まもる君、頑張ったな。今は無理せず、養生してください」
「宮古島まもる君、1日も早い回復を祈ります」
ソーシャルメディアなどでは、「まもる君」の活躍に励ましや復帰を待ち望むコメントが数多く書き込まれています。このほか、“入院”先の警察署にも全国から励ましの声が寄せられているということです。
「市民を守った熱き警察官!」
「まもる君、頑張ったな。今は無理せず、養生してください」
「宮古島まもる君、1日も早い回復を祈ります」
ソーシャルメディアなどでは、「まもる君」の活躍に励ましや復帰を待ち望むコメントが数多く書き込まれています。このほか、“入院”先の警察署にも全国から励ましの声が寄せられているということです。
1日も早い“回復”を願う
地元の宮古島市の下地敏彦市長も動きました。住民登録されている「まもる君」が“入院”する警察署を訪れ、特産品の黒糖を差し入れるなどして見舞ったのです。下地市長は「身をていして市民の安全を守ったことは警察官のかがみです。1日も早く元気になって市民の交通安全を見守ってください」と話していました。
「まもる君」の“治療”には地元の業者が当たり、復帰は3月下旬の見通しだということです。
地元の人たちに愛され、長年、交通安全を見守ってきた「宮古島まもる君」。1日も早い“回復”を心から願わずにはいられません。
「まもる君」については、このあと「ニュース シブ5時」で、現地からの最新情報を交えてお伝えします。
「まもる君」の“治療”には地元の業者が当たり、復帰は3月下旬の見通しだということです。
地元の人たちに愛され、長年、交通安全を見守ってきた「宮古島まもる君」。1日も早い“回復”を心から願わずにはいられません。
「まもる君」については、このあと「ニュース シブ5時」で、現地からの最新情報を交えてお伝えします。