中国人や台湾人が経営する中華料理店っていたるところにあるけど、たまに入りたくなってしまう謎の魅力があるよね。
みなさんは『中国人や台湾人が経営している小さな中華料理店』に行ったことはあるだろうか。
派手な外装を見て「あれは中華料理店だ」と一瞬で判断できるような感じのお店だ。
街中だとビルのテナントとしてよく入っているのを見かけるし、田舎でもコンビニの跡地に出店しているのを目にする。
前もって言うのだが、私はこういう店を別に好きとも何とも思っていない。
また念のために書いておくが、一切の差別もない。
味とか空間からしてこういう店よりもファミレスでひとり飯を食べたほうが良いと思っているのだが、しかしそれでもひと月に一回くらいのペースで中国人や台湾人が経営している小さな中華料理店に入ってしまう。
なんだか説明できないのだが、たまに入ってみたくなる謎の魅力があるのだ。
みなさんもきっとついつい入ってしまったことがあるはずだ。あってほしい。
どこもメニューがそっくり。
こういうお店、たいていどこもメニューが同じような感じなんだよね。
ランチタイムだと通常のランチセット(ごはんもの+おかず)の他にラーメンセット(ラーメン+ごはんもの)が700円から900円くらいの金額で出されていて、結構ボリュームもある。
ディナータイムだと宴会メニューみたいなのが中心となって金額が跳ね上がるんだけど、こいつがまたでかい皿でやってきて、団体で同じ皿を囲むのに丁度いいお店になる。
もちろん味は店によって違うんだけど、どこもかも同じようなメニューしかないからちょっとした安心感があるんだよね。
こんなもの魅力でも何でもないけどね。
別においしいわけではない。
しかし別にこういうお店の中華料理がうまいってわけじゃないんだよね。
たぶん餃子の王将とかバーミヤンの方が美味しい。
もっと言うとコンビニ弁当やカップ麺の方がうまいなんてこともざらにある。
大阪王将?知らんがな。
ベチャベチャのチャーハンが出てきたり、何から何まで味の薄いラーメンが出てきたり。
たまに美味しいところもあるけど、十中八九なんとも評価しづらい味。
こんな感じでメニュー同様に、良くも悪くも味も安定しているのだ。
なぜ行くのか。
そこが謎なんだよね。
同じ価格帯で同じくらいボリュームの多い店はあるので「ボリュームが~」という理由はちょっと違う。
味については上記の通りで、美味しい店を引き当てる確率が10分の1ほどとくじ引き感覚になってしまう。
だったら正直コンビニで500円以内で済ませたほうが良い。
少なくとも「行こう!」と思って行く要素なんて見当たらないのだ。
しかしそれでもひと月に一回くらい入ってみたくなる。
そんな謎の魅力があるのだ。
何故だろうか。
店員が必要以上に干渉してこないからだろうか…違う。
他に食べるものがないから…あるから違う。
いったい何故なんだ。
最後に…
そして良く分からないから結論もないのだ。
ただただ誰かに共感してほしくてこの記事を書いた次第だ。
理由が分かった方は是非とも教えてほしい。
あ、味仙は別のカテゴリだからね。
おしまい。