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『パシフィク・リム2』監督がスティーヴン・S・デナイトに決定!ギレルモ・デル・トロは降板

Pacific rim still

「DEADLINE」が『パシフィック・リム2』の監督はギレルモ・デル・トロではなく、テレビドラマ『スパルタカス』で製作総指揮を務めたスティーヴン・S・デナイトに決定したと報道!

『パシフィック・リム2』の監督はギレルモ・デル・トロではない!

こんな話があっていいんでしょうか?

一時は製作中止が濃厚となるも、レジェンダリー・ピクチャーズが中国企業の傘下に入ったことで企画が復活したと伝えられていた『パシフィック・リム2』の監督がギレルモ・デル・トロではなく、スティーヴン・S・デナイトになることが決定しました。ギレルモ・デル・トロはレジャンダリーの代表トーマス・タルらとともにプロデューサーに回るという。

また脚本もトラヴィス・ビーチャムとギレルモ・デル・トロが作ったキャラクターをもとにして、『プロメテウス』のジョン・スペイツが執筆する。

スティーヴン・S・デナイトとは?

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ギレルモ・デル・トロの後を受けて『パシフィック・リム2』の監督となったスティーヴン・S・デナイトはテレビドラマの世界で活躍しこれまでに『スパルタカス』の脚本家や製作総指揮を務め、他にも『ヤング・スーパーマン』、『バフィー 〜恋する十字架〜』などで脚本を書いている。

そして現在パラマウントが進める『トランスフォーマー』の世界観拡大のために集められた脚本家のひとりでもあり、Netflixが製作するマーベル『デアデビル』の製作総指揮も務め、この『パシフィック・リム2』が監督デビュー作となる。

こう言っちゃあなんですが、タトゥー入れたりおしゃれ風スキンヘッドにしたり、全然オタクじゃねえじゃねかよ!普通にモテそうじゃねーか!

で、なんでデル・トロじゃないの?

一時は完全に中止と思われた『パシフィック・リム2』が製作されることはうれしいのですが、ぼくらにとって「パシフィック・リムとはギレルモ・デル・トロ」だったわけで、彼の降板は残念で仕方ありません。デル・トロ本人も製作中止が噂されるなか繰り返し『パシフィック・リム2』への執念を見せていただけに、これは驚きです。

パシフィック・リム2』が製作開始寸前でストップがかかったために、デル・トロはぽっかりと空いたスケジュールを埋めるために『パシフィック・リム2』から離れ、ジェームズ・キャメロン製作の『ミクロ決死隊』のリメイクや、Netflixドラマ『Trollhunters』の製作に向かったことが原因なのでしょうか。

また『パシフィック・リム2』においてギレルモ・デル・トロのポジションは製作総指揮(executive producer)ではなくただの製作(producer)ということで、これは実質的には現場にはタッチしない「名義貸し」のようなものだと想像できます。

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せっかく『パシフィック・リム2』の製作が決定したというのに、このモヤモヤは何でしょう。

『パシフィック・リム2』の製作決定という歓喜と、ギレルモ・デル・トロの降板という落胆は、どちらも大きいが故に素直に喜ぶことも悲しむこともできない複雑な感情です。とにかく続報を待ちましょう。

参照:Deadline

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