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【普天間移設】
SEALDsメンバー、名護市長ら国会周辺で気勢 「沖縄の民意に従え」
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する集会が21日、全国各地で開かれた。東京では、参加者が手をつないで国会の周りを囲み「新基地建設絶対反対」「辺野古を守れ」と訴えた。
東京の集会は市民団体が主催し、約2万8千人(主催者発表)が参加。国会周辺の歩道では、辺野古の美しい海をイメージした青いジャンパーや青い布を身に着けた人たちが「沖縄の民意に従え」と声を上げた。
名護市から駆け付けた稲嶺進市長は「正義と道理はわれわれにある。民主主義や地方自治をないがしろにする政権を許すことはできない」とあいさつした。
安全保障関連法に反対する大学生らのグループ「SEALDs(シールズ)」のメンバーで、宜野湾市出身の国際基督教大4年元山仁士郎さん(24)は「7月には参院選もある。頑張っていこう」と呼び掛けた。