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引きこもって過ごす奇祭「かいごもり祭」2月24日 14時09分
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地区の人たちがそろって家に閉じこもり、火を使うことも慎んで静かに過ごすという岡山県新見市の伝統の祭り、「かいごもり祭」が23日行われました。
この祭りは新見市唐松で毎年行われている地区の伝統行事で、祭りの名前の「かいごもり」には皆が籠もるという意味があります。鎌倉時代末期に後醍醐天皇が隠岐に流される途中にこの地で休んだ際に、女性や子どもらが家に閉じこもって静かに過ごしたことにちなんで始まったとされていて、祭りが行われた23日は、地区の人たちが外出や火を使うことを控えて、昼すぎには店じまいや戸締まりをする姿が見られました。
このうち藤澤有恵さん(69)は、自宅にこもって新聞を読んだりテレビを見たりして過ごしていました。藤澤さんは「毎年、祭りの間は趣味の習字やちぎり絵などをして静かに過ごしています。地区の伝統行事なので、ずっと続けていけたらいいと思います」と話していました。
祭りは23日午後2時から5時まで続き、その間、辺りからは人の姿が消え静まりかえっていました。
このうち藤澤有恵さん(69)は、自宅にこもって新聞を読んだりテレビを見たりして過ごしていました。藤澤さんは「毎年、祭りの間は趣味の習字やちぎり絵などをして静かに過ごしています。地区の伝統行事なので、ずっと続けていけたらいいと思います」と話していました。
祭りは23日午後2時から5時まで続き、その間、辺りからは人の姿が消え静まりかえっていました。