読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

クレジットカードの読みもの

クレジットカードに関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

呼びにくくてこの上ない、JR東日本の共通ポイント制度「JREポイント」が発行開始!まずはアトレやテルミナ等のカードを統合をしてくようです。

ポイントカード 国内ニュース

f:id:cardmics:20151026112838j:plain

従来のSuicaポイントやアトレポイントを統合することで、Tポイントやポンタに対抗できるポイント制度を作ろうとしている鉄道大手のJR東日本(リリース時の記事はこちら)。

その名も「JREポイント」…と呼びにくくてこの上ない名称のポイント制度が、無事、2016年2月23日より発行開始となったようです。

JREポイントのスタートを記念して、最大総額7000万円相当※のJREポイントをプレゼントする「JRE POINTスタートキャンペーン」を開催します。 

まずはアトレポイントやテルミナポイントを統合:

まずは駅ビルとして利用者も多い、アトレやテルミナなどのポイントカードをJREポイントカードとして統合する予定のようですね。

どうやらJREポイント=アトレポイントの仕組みを採用しているようで、アトレカードやアトレSuicaカードをお持ちの方はそのカードのままでJREポイントを貯めることが可能。反面、テルミナカードやグランデュオ蒲田カードなどをお持ちの方は、JREポイントカードへの切り替えが必要になります。

  • アトレカード保有者:切り替え不要
  • ボックスヒルズカード保有者:切り替え不要
  • テルミナカード保有者:切り替えが必要

まぁ店舗数を考えるとそのままアトレポイントをそのまま利用していったほうが都合が良かったんでしょうね。そしてボックスヒルズに関してはアトレと同様のポイント制度を元より使っていたことがわかります。

追記:やはりアトレのシステムを元にして構築:

こちらの記事によると、やはりJREポイントのシステムはアトレのシステムをベースにして共通化しているようですね。少ない原資でビジネスを大きくしていく方針なのでしょう。

JRE POINTは、従来のアトレのシステムをベースにシステムを共通化。佐野氏は、「システムからセキュリティまで厳しい基準がすでにあり、従来のシステムを活用しながらサービスを構築しました」と説明する。JR東日本ではリゾームの分析システムを利用しており、同システムを各施設と共有。データベースを活用し、商品開発の最適化や駅ビルの分析などを積極的に行う構えだ。また、各施設の現場担当者が仮説を持った時にアクセスしやすい環境を整えていきたいとしている。

Suicaポイントなどと統合へ:

今後はビューカードのポイント、SuicaのポイントなどとJREポイントを統合して、利用者数にして数千万人以上のポイント制度にしていく予定のようです。

うまくJR東日本側ががんばって、JREポイント加盟店を増やしていくことができれば、ポンタやdポイントにならぶポイントになる可能性もありそう…ですが、名称が名称だけに、若者はともかく、年配の方にどこまで受け入れられるかがちょっと不安です。普及に問題あり…といったところでしょうか。

以上、呼びにくくてこの上ない、JR東日本の共通ポイント制度「JREポイント」が発行開始!まずはアトレカードからの切り替えをしていくようです…という話題でした。Suicaの利用者数は全国的にみてもかなり多いので、たぶん紆余曲折を経て、面白いポイント制度になっていくことでしょう。

参考リンク:

『えっ?Suicaにポイント制度なんてあったの?』という方は下記記事もあわせてご覧ください。Suicaポイントを貯めている人は意外なほどに少ないことがわかりますよ。

cards.hateblo.jp