警視庁公安部が北朝鮮のスパイ工作員を逮捕 菅官房長官

2016年2月3日 12時07分 (2016年2月6日 00時07分 更新)
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2月3日の菅官房長官(提供:政府インターネットテレビ)

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 菅義偉官房長官は3日午前の記者会見で、警視庁公安部が北朝鮮のスパイ工作員の身柄を拘束したことを明らかにした。



 逮捕されたのは、東京・練馬区在住の元朝鮮大学校経営学部の男性教員、朴在勲容疑者(49歳)で、不正に入手したクレジットカードを使ってインターネット通販で商品をだまし取っていた詐欺容疑が持たれている。



 警視庁公安部は昨年6月、妻の失業保険を詐取した容疑で朴容疑者の自宅を捜索した結果、押収したパソコンの解析から、同容疑者が韓国にいる北朝鮮の工作員に向けて情報提供や資金援助を行っていた疑いが浮上した。



 菅官房長官は「この男は北朝鮮当局の指示にもとづいて、日本国内で情報収集活動を行っていた疑いがある」と明らかにした。

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