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MWC 2016

ソニー「Xperia X Performance」の第一印象--防水対応のXシリーズ最上位モデル

2016/02/24 11:00
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 ソニーはバルセロナで開催されているMobile World Congressにおいて、「Xperia X」シリーズの新しいスマートフォン3機種を発表した。ここでは、その3機種「Xperia X」「Xperia XA」「Xperia X Performance」のうち、Xperia X Performanceを紹介する。

 Xperia X Performanceは、その名称から推測できるように同シリーズの最上位モデル(ただし価格は未発表)で、最も高いスペックがその内部に詰め込まれている。Qualcomm製の最上位8コアチップである「Snapdragon 820」プロセッサが3GバイトのRAMとともに搭載されており、それぞれデュアルコアチップと6コアチップを搭載するXシリーズの他の2機種よりもワンランク上の位置づけとなっている。

 他の2機種にはないXperia X Performanceのもう1つの特長は、防水性である。Xperia XとXperia XAが防水設計ではないことに筆者は非常にがっかりしている。ソニーのXperiaシリーズの全機種が防水設計になると期待していたからだ。そのため、3機種のうちの少なくとも1つは防水になったことには安堵した。Xperia X Performanceは、安心してプールサイドに置けるし、いたずら好きな子供の水鉄砲を浴びても心配はない。

 Xperia X Performanceのその他のスペックは、標準モデルであるXperia Xとほぼ同じである。どちらも5インチのフルHDディスプレイ、23メガピクセルの背面カメラ、13メガピクセルの前面カメラを装備し、最新「Android」ソフトウェアである「Marshmallow」を搭載する。16Gバイトのストレージと、microSDカードスロットも備えている。

 価格はまだ発表されておらず、具体的な発売地域についてもソニーははっきりとは述べていない。筆者が最初に聞いたところでは「アジアのみ向けのスマートフォン」になる見込みとのことだったが、その後、米国でも発売される予定だとも聞いている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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