この記事では「はてなブログで記事を書いた際に、12000文字以降が表示されなくなった!」というテーマを扱っています。そこについたブコメなどを見ると20000文字でもイケた人なんかもいて、良くわかりません。友人のヒトデ君(id:hitode99)は「18000文字でアカンくなった!」って宣ってたし...。
今回は僕が思うブログ記事の文字数に対する所感を述べてみますね。
ブログ記事の文字数に思うこと
多ければ多いほど苦労したのだろうな、という印象。また、「苦労する!」って所感(笑)ブログを書き続けて4か月を経過、毎日1万文字以上を書いてるけど、やっぱり多くの文字数を生み出すのは、並大抵のことではないですよ。もちろん、引用文が多くを占めるようなものは例外ですけどね。このような多くの文字数を、しかも自分のテキストで埋めている方については色々なものを察しますね。楽しく書いてはいるのでしょうけども、かなりのエネルギーを注いでいるんだろうなぁ~なんて(^-^;
SEO的にアドバンテージになりえるということも信じています。単純に文字数だけじゃなく情報の含有性、共起語(キーワード)がどれだけ含まれているかにもよるのでしょうけども、文字数に比例してそれも増大していくということは、強くなるということなのかなぁと。増やせば増やすほど良いってわけじゃなくて、最後まで読んでくれるための読了率を上げるためにも、あまりダラダラと長すぎるのも良くないなぁとも考えますがね。
次に、具体的な文字数についての所感を述べますね。
500文字
あえてこれ以下の文字数所感は述べないこととします。僕の中ではこれを下回るものはツイッターでことが足りてしまうのではないかと考えるからです。せっかくのブログですから、ある一定の文字数以上で自己表現をしたい。もちろん、短文の記事を否定するものではありませんが。
さて、500文字というものに対する所感ですが、「短い」ですね。何か必要な事項を箇条書きで告知するような記事であれば、これくらいになるのかもわかりません。しかし、何か1つでもテーマを決めて書くには、自分の中ではあまりにも短すぎる。ここはすべからく通過点です。
1000文字
ブログ開設当初からひとつの縛りとして設けていたのがこのラインですね。短すぎず、長すぎず。初心者には高いハードルに感じるかもしれませんが、日常的に文字を打っていると、いつのまにか楽に越えられる数字だと思います。現時点で1050文字ですね。今となっては、ここで切り上げるにはやや早いのかなという印象すらあります。
僕がブログセミナーなどを開催した暁には、まずはこのラインを越えるコンテンツ、雑記でも良いので書いてみることを受講生の方にお伝えしたいですね。なんせライティングというのは積み重ねが命なものですから、極短文の記事を書き続けても、上達は難しい。始めは苦しくても、是非ともこのラインを越えて頂きたいなと考えております。
2000文字
ある程度のまとまりをもった記事であれば、なかなかに理想的な数字と言えます。最近ではこれでもやや物足りないかな?という印象。始めの頃はここまで来ると「うわ、書いたなぁ」って思ってました。
膨らますことを意識しすぎるあまり、書き手の感情などがふんだんに盛り込まれて、蛇足感が漂ってしまう危険性があるのがこのラインから。僕も気をつけているところです。しかしながら、このように「所感を述べる」など銘打った記事などは気持ちをいくら書いても蛇足にはなかなかなり得ぬものですから、肩肘を張らずに書けて楽しいですね。
3000文字
ここで割とお腹いっぱいになってしまう僕は、アマチュアライターとしてはまだまだなのかもしれません。このラインを越えるというのは、よほど腰を据えた時ですよ。自分の中では相当な力作に該当します。それだけに、記事を公開したあとのレスポンスというのは嫌でも意識してしまいますね。
呼吸するように文字を紡ぎだすレベルの人は、ここら辺は当たり前のように書き上げてしまうのでしょう。目指すところはそこなのかもしれません。だからこそ、こうやって筆をとってそれなりに厚みのあるコンテンツを生み出そうと、日々四苦八苦しているのです。が、この時点でもまだ2000文字に満たない。厳しい世界ですよ(笑)
4000文字
意外や意外、ここまでくると再び通過点になります。5000文字までの通過点ですね。不思議です、あれだけ四苦八苦して3000文字を書いていたのに、気づけばここが「通り道」になるのですからね。おそらく、筆が進み過ぎて感覚が麻痺しているのだと思います。キーボードに向かう前、自分がこのラインを越えることを想像して書くなどは、なかなかできない。事実、今まで書いてきた4000文字を越えるコンテンツ達は、当初はそこまで書く腹は無かった。つまり、無意識のうちに大量の文字を生み出していたのですよ。
「さて、4000文字くらいは書くかな」これくらいの立ち位置には辿り着きたいものです。それこそ、文章で飯を食うライターの如き心境で。
5000文字~6000文字
事実上の打ち止め。これが現在の僕の限界です。過去に9000文字の記事を書いたことがありますが、それは意図的にそこまで書こうとしたもの。自然発生的にそのような莫大な厚みを持たせることは、現状では不可能です。
しかし、憧憬の念は禁じ得ませんね。毎度、1万文字なんている重厚な記事を生み出してみたいものです。しかも、余計なフラストレーションを溜めずに、自然な気持ちで悠然とね。
問題・・・というか課題は先述した「いかに読ませるか」でしょう。ここについては種々のTIPSはあろうかと思いますが、肝心なのは文章の流れでしょうね。各文節などで「ん?これはどういう意味だろう」など、主語と述語が曖昧になったり意味が解らない部分が多数あって、この読解に読者のリソースを割かせてしまうと、たちどころにブラウザバックか閉じるを押されてしまう。これではいけませんよね。
ほんと、ここらへんは書き手のテクニックというか、腕の見せ所なのかなって思います。人気のあるブロガーさんはすべからく面白い文章、「人に読ませる文章」を書くものです。それは一朝一夕で得たものではなく、書くということに正面から向き合った努力の集大成なのでしょうね。
ブログの文字数制限
さて冒頭の話に戻りますが、はてなブログでは12000文字~20000文字くらいが限界のようです。システム的なものでしょうか。制限がかかった文字以降は表示されなくなるらしいのですよね。これって、書き手さんにとっては実に悲しいことですよ。だって、18000文字を書いたのに、6000文字が強制的に読まれなくなるのですからね。6000文字を生み出すことの大変さについては先述のとおり。そこにかける想いは並大抵のことではありません。
表示される文字数は多い方がいいに決まっています。ここに関しては大は小を兼ねる、を適用しても不自然ではないでしょう。コンパクトに、いかに思いを伝えるか。そんなことを突き詰めるのは140文字制限のTwitterで十分(10000文字制限に仕様変更されるようですがw)。やはりブログの魅力というのは文字数に縛られずに、自分の考えたことを悠然と紡ぎだす、ここに帰結するのではないでしょうか。
技術屋さんではないので詳しいことはわからないのですが、文字数を制限するということはシステム的にそんなに重要なことなのでしょうか。近い将来、これが撤廃されて、何文字でも打てるような素晴らしい世界がやってくることを願ってやまない。
まぁ、6000文字でヒーコラいってる鼻たれブロガーがこんなことを言うのは生意気かもしれませんが(笑)もし文字数が撤廃されたら、自分の思考文章化のみ時数的限界に挑戦してみたいと考える今日この頃でありますねえ。
以上、3300文字でポジ熊がお送りしました。
終わり
追記
ブログ記事の文字数に対する所感と文字数制限について - ポジ熊の人生記
昨日偶然呟いたけど、プレビュー画面でキレるだけで、投稿自体はかなり文字数あってもいけるで。見たままモードでも少なくとも40000文字はいけた。限界の測定はしてない!
2016/02/24 12:38
ヒトデ君からの情報提供です。感謝を。