2016年2月24日11時57分
東京都内で住居表示板を盗んだとして、千葉県警は23日夜、埼玉県上尾市の男子大学生(20)を窃盗容疑で逮捕し、発表した。「記憶がない」と容疑を否認している。捜査関係者によると、大学生は今年に入り、複数の自治体に爆破予告のメールを送ったと松戸東署に出頭していて、県警が任意で調べていた。
県警の説明では、逮捕容疑は、昨年5~11月、東京都港区にあるビルの外壁に取り付けられていた住居表示板2枚(計180円相当)を盗んだというもの。
捜査関係者によると、大学生は松戸東署に「爆破予告メールを送った」と申し出てきた。県警は、自宅を家宅捜索してパソコンなどを押収。任意で事情を聴くとともに通信記録などを調べていた。自治体への爆破予告メールはその後も続いており、県警は出頭後も別のパソコンで爆破予告のメールを送っていたとみている。
爆破予告メールは、昨年以降、各地の自治体に送られており、今月に入っても、千葉市や長野市、栃木市などに届いていた。県警は威力業務妨害容疑も視野に調べる。
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朝日新聞社会部
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