息子が生まれてもうずいぶんと経ちましたが、未だ一向に可愛さが衰えません(親バカ)、そして未だ一向に子育てが楽になる兆しがありません(切実)。
首が据わったら、腰が据わったら、歩けるようになったら、1歳を過ぎたら…、淡い期待はいつも空振りに終わり、その度によりヤンチャを増した息子がそこにいます。
今回は、これからパパになる人たちに知って欲しい特に大変だった時期を取り上げます。
第5位:妊娠後期
ママは切迫早産で妊娠7ヶ月の頃には自宅に絶対安静、9ヶ月になると入院をしていました。いつ産まれるかも分からない状況にママの精神も弱りきり、病院に行くたびに(好転しない状況を)医師から怒られて帰ってきては、いつもしょぼーんとしていました。
パパもだんだんかける言葉がなくなり、ただただ無事に産まれてくることを祈る日々でした。切迫早産でなくとも妊娠後期は、産まれてくる赤ちゃんへの期待と出産への不安でママが不安定になる時期だと思います。
第4位:里帰りから帰ってきたとき(2ヶ月)
無事健康に生まれてきてしばらくの間はその嬉しさに浸っていられましたが、里帰りから戻ってきていざ同居、となったときには、慣れない生活に神経をすり減らしました。子どものこととなると神経質?にならざるを得ないママと、全てが初めてでぎこちないパパとの攻防はいきなり最高潮を迎えました。この攻防に関しては今でも続いていますが…
第3位:お盆休み(8ヶ月)
普段パパは仕事で日中は家を空けているので、そんなにどっぷり息子と関わることはありません。それがどっぷりつかることになるのが長期休暇。昨年のお盆休みはママが試験を控えていたため、パパが息子の面倒を見ることが多かったです。当時8か月の息子は後追いまっただ中。短時間ならパパと二人きりでも問題なかったのですが、長時間になると「ママを出せ」と騒ぎ、パパの心の肋骨をポキポキ折っていきます。
第2位:冬場の体調不良(1歳)
冬の到来とともに、息子を中心に我が家は色々な体調不良に襲われました。ノロウィルスに始まり、風邪が家族内を3周し、突発性発疹(別名:不機嫌病)の発症でピークを迎えました。
やっぱり冬場は小さい子を持つ家庭には鬼門です。ただでさえ、年末から年度末と忙しくなる時期なのに、体調不良まで重なるともうパパは体も心もヘトヘト状態となってしまいます。
第1位:今(1歳2ヶ月)
2位以下を引き離す断トツの1位です。これが言いたくてこの記事を書いています。2位以下は正直読まなくてもいいです。
冒頭でも書きましたが、息子が成長するごとに日々の生活の慌ただしさがどんどん増していってます。ずり這いくらいまでのころのグズりは可愛らしく、こっちも「おーよしよし」と優しい気持ちで見守っていられるものでしたが、1歳を過ぎてのグズグズはこっちもイラッとする厄介なものに成長してきました。
色々分かってきて、色々興味が出てきて、アレもしたいしコレもしたいけどアレもコレもできない、やるなと言われる、お腹空いた、好きなものしか食べたくない、OPPAIよこせー、眠たい、ヤダ眠たくない…とりあえずうぇぇえん。
子どもってたっちやあんよなどの運動系のことを早くマスターする割に、言葉とか情緒とかの内面の発達がのんびりしていますよね。いつも体の後に心が追いついてくる構図な気がします。
今の息子はまさにそれで、できることが増えて、でも(大人から見ると)どう考えても危ないことや行儀的にアウトなことをやろうとして、ダメだと言うけど伝わらない、いやダメだと言われているのは伝わるんだけど、なんでダメなのかが伝わらない。息子からしたらイジワルをされているように思えるんでしょう。
息子の1日あたりの喜怒哀楽の怒の量と、そのボリュームの大きさが日に日に強くなっていて最近のパパは困惑しております。私の周りにはこんなに怒る大人はいないし。きっともう少し会話ができるようになったらまた違うんでしょうが、今はまだ自由真っ盛りの猛獣です。残るは喋りだしたら落ち着く説を信じるのみになっています。
おわりに
一向に楽にならないどころか、どんどん手強くなっていく息子。みんな、いつから子育てが楽になったんだろう。。