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企業サービス価格 2年7か月連続上昇2月24日 11時12分
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先月の企業向けのサービスの価格は、外国人旅行者の増加に伴ってホテルの宿泊料が値上がりしていることや、人手不足の影響で土木工事関連の費用が値上がりしていることなどから、去年の同じ月を0.2%上回り、2年7か月連続の上昇となりました。
日銀の発表によりますと、先月、企業向けに提供されたサービスの価格は、平成22年の平均を100とした指数で102.5となり、去年の同じ月を0.2%上回りました。これで2年7か月連続の上昇となりました。
内訳をみますと、外国人旅行者の増加に伴ってホテルなどの宿泊料が値上がりしていることから「宿泊サービス」が去年の同じ月と比べて9.3%値上がりしたほか、人手不足の影響で土木工事の設計や測量などの「土木建築サービス」が3.8%値上がりしました。
一方、原油価格が下落している影響で、船舶による「外航貨物輸送」が19.8%値下がりしたほか、「国際航空貨物輸送」も13.5%値下がりしました。
日銀は「企業が人手不足による人件費の値上がりを企業向けのサービス価格に転嫁する動きが続いている。この動きが今後どこまで続くのかや、このところの原油安や円高株安が企業の価格の設定にどう影響するのか注意深く見ていきたい」と話しています。
内訳をみますと、外国人旅行者の増加に伴ってホテルなどの宿泊料が値上がりしていることから「宿泊サービス」が去年の同じ月と比べて9.3%値上がりしたほか、人手不足の影響で土木工事の設計や測量などの「土木建築サービス」が3.8%値上がりしました。
一方、原油価格が下落している影響で、船舶による「外航貨物輸送」が19.8%値下がりしたほか、「国際航空貨物輸送」も13.5%値下がりしました。
日銀は「企業が人手不足による人件費の値上がりを企業向けのサービス価格に転嫁する動きが続いている。この動きが今後どこまで続くのかや、このところの原油安や円高株安が企業の価格の設定にどう影響するのか注意深く見ていきたい」と話しています。