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米軍 辺野古の代替施設完成は2025年に2月24日 10時18分
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、アメリカ太平洋軍の司令官は、移設先とされている名護市辺野古の代替施設について、作業に遅れが出ているとして完成の時期が当初の見込みよりずれ込み、2025年になるという見通しを明らかにしました。
アジア太平洋地域のアメリカ軍を統括する太平洋軍のハリス司令官は23日、議会上院の公聴会で沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画に言及しました。
この中でハリス司令官は、移設先とされている名護市辺野古の代替施設について、作業に遅れが出ているとしたうえで、「2023年までに完了すると見込んでいたが、2年ほど遅れており2025年になるとみている」と述べ、完成の時期が2025年になるという見通しを明らかにしました。
普天間基地については、2013年に日米両政府がまとめた返還計画で、早ければ2022年度に返還が可能になるとされていますが、代わりの施設の完成が2025年にずれ込めば、返還の時期もそれ以降になる可能性があります。
また、ハリス司令官は、沖縄の海兵隊員を日本国外に移す計画について「8000人から1万人の海兵隊員を沖縄から移転させることで合意したが、グアムやハワイへの大きな移動は2020年代になるだろう」と述べ、移転作業が本格化するのは2020年代になるという見通しを示しました。
この中でハリス司令官は、移設先とされている名護市辺野古の代替施設について、作業に遅れが出ているとしたうえで、「2023年までに完了すると見込んでいたが、2年ほど遅れており2025年になるとみている」と述べ、完成の時期が2025年になるという見通しを明らかにしました。
普天間基地については、2013年に日米両政府がまとめた返還計画で、早ければ2022年度に返還が可能になるとされていますが、代わりの施設の完成が2025年にずれ込めば、返還の時期もそれ以降になる可能性があります。
また、ハリス司令官は、沖縄の海兵隊員を日本国外に移す計画について「8000人から1万人の海兵隊員を沖縄から移転させることで合意したが、グアムやハワイへの大きな移動は2020年代になるだろう」と述べ、移転作業が本格化するのは2020年代になるという見通しを示しました。